7.人にあらず……
DL:シーン7:人にあらず…
登場キャスト:全員
ウォレン:非公開ウェレン・・・
DL:皆さん貨物車両に行く出いいのかな
ウォレン:いきますー
DL:ウェレンは非公開のままでいて
ロビン:ですね
ロビン:<貨物車両
DL:ではでは。
DL:貨物列車に向かうキミたち。キミ立ちが貨物車両に入ると…
DL:入っていいよね?
エルド:入ろう
ロビン:入るよ入るよ
ウォレン:入りましょう
DL:では、入ります。
DL:入ると中では、キミたちに背を向けて3人の男と向き合い、話をしているトッドを見つけます。
トッド:「どうして人を襲った!」
男:「……」
トッド:「どうしてだ? 僕たちは、僕たちが生きていける場所を求めてこの列車に乗ったんじゃないのか? なのに・・・」
男:「みつかったんだ。おれたちが生きていける場所が、俺たちの仲間が。」
トッド:「仲間? 誰だそれは……」
トッド:「!!」
トッド:「そこにいるのは誰だッ!!!」
男:「だ、だれだテメエらっ!! ち、見つかったらただじゃすまさねえ……!!」
DL:男たちは色めき立ち、キミたちに襲い掛かろうと構え……
トッド:「やめろ! この人たちを殺してはいけない!!」
DL:トッドの制止に抑え込まれ、じりじりと腰だめに構えてキミたちを警戒しています。
DL:じり……じり……
乗客:(じり…)
エルド:違う人まざってるう!!
ウォレン:「にゃ、にゃあ…じゃ誤魔化せねーよな…。物音がするってんで着てみれば穏やかじゃねーな…」
乗客:(しり・・・)
トッド:「」
ウォレン:絶句してるう
トッド:「え、ええ…。さすがに…」
ロビン:「ちょっと無理だと思います……。<にゃあ ええっと、話は全て聞かせてもらった!!……すべてじゃないかもしれないですけど」
トッド:「メッチャ見えてますし…」
ウォレン:それな・・・
トッド:「膝に乗せるにも大きすぎて……」
ロビン:「(そこを冷静に判断している場合なんだろうか)」
DL:トッドは沈痛な面持ちのまま、キミたちに向き直ります
エルド:「……まあ、なんだ。貨物車両から不審な物音がする、という話で、調べに来たらこの状況だ」
トッド:「……そうですか…ご迷惑をおかけしています。」
トッド:「僕たちは南北戦争の時に、南軍で作られた吸血鬼なのです。」
ロビン:積極的にCOしていく
ロビン:なんか説明を求めるテンションにどう戻せばいいか考えてた
トッド:ちょっとフライングした
トッド:説明を求めてもええんやで
エルド:とりあえず説明を貰えると嬉しいんだがって言おうとしたら先にCOされて何も言えなくなるエルド
DL:続きを促すんだ
DL:飴を投げよう
ウォレン:★を投げよう
DL:クレッ
ウォレン:「だよな…<無理。ほーん、で、その吸血鬼さんたちがこんなとこでなにやってんだ?」
トッド:「はい…」
トッド:「戦争が終わって、施設から逃げ出した後、僕たちは何とか生きていける場所を探していました。」
トッド:「人を殺さずに、生きていける場所を……」
トッド:「その為に僕たちは、大陸横断鉄道に乗り込みました…」
トッド:☆をかえしたよ
ウォレン:な、なんだってーっていうタイミングを逸してしまった
エルド:「……だが、結局血を吸わないことに耐えきれずに、今回の事件を起こした……ってことでいいのか?」
トッド:「それは……いえ、僕たちはネズミの血で我慢していたはずなのです。ですが、」
トッド:「彼らは仲間が見つかった、と…」
トッド:「申し訳ない、そんな台詞を言えた立場ではないと分かっています。」
トッド:「お願いを出来る立場でも……それも分かっています。」
トッド:「ですが、どうかお願いです。僕たちは次に列車が止まったら、必ずおります。」
トッド:「そして人がいない場所に消えます。ですから、」
トッド:「どうかそれまでは黙っててもらえませんか? 絶対に、これ以上犠牲者を増やさないと……約束します。」
ロビン:「あぁー……私がトッドさんのお部屋で見たのはそれだったんですね。」
トッド:「はい……。確かに数はいりますが、この列車の中であれば特に不足することはないのです。」
トッド:メッチャネズミ捕まえるよ!
ウォレン:「っていうかトッドお前吸血鬼だったのか…!仲間が見つかったからってどうして急に人を襲い始めたんだ、現にこうして騒ぎになっちまってるし」
トッド:一家に一人吸血鬼! 鼠の駆除に最適です!
トッド:「そ、そうです!!」
エルド:「おまえマイペースに驚くな……」
ロビン:「ちょっとタイミング遅くないですか……」
乗客:「まったくやで」
エルド:「誰だ今の」
ロビン:「トッドさん、一人目の犠牲者の時点でお仲間がやったって検討ついてたんじゃないですか……?」
乗客:「わたしです」
ウォレン:「ほら…なんか真剣な話が始まったからさ…」
ロビン:「始まったので真剣に生きてください」
トッド:「うすうすは……ですが、僕たちは南軍で共に戦った仲間。信じたくないという思いがどうしても…」
トッド:「とはいえ、これほどの規模となれば、どうしても、どんな可能性を上げても、他には考えらず…」
ロビン:「薄々ですか、もっと早くに止めるべきでしたね。6人も被害者が出した吸血鬼をそれなら信じますーってのんきに見逃せるわけはないです」
ロビン:被害者を だな
ロビン:日本語があやしい!
トッド:「……そうですか。」
ロビン:「大体その犯行理由も、人を襲わないのは仲間が少ないからです。仲間がいっぱいいるなら人襲います!って言ってるようなもんじゃないですか。」
ウォレン:「あんたら吸血鬼だろうがなかろうが、人殺しておいて仲間とくらしたいから落とし前つけずにとんずらってわけにはいかねーと思うぜ?」
トッド:「……。」
DL:【STBGM】
エルド:「まあ、俺としてはおまえに熱心に弁護して貰った恩は感じてる。だが、その『仲間』とやらの詳しい話もなく、人を襲わないという確証もなく、ここではいさようなら、というわけにはな」
DL:そのエルドの言葉に答えようとしたトッドが口を開いた時。
DL:バタバタと足音が外から聞こえ、傷だらけの車掌が貨物車両の中に飛び込んできます。
車掌:「た、大変です!! 2等車両や3等車両の乗客たちが暴れ出して……!!」
ウォレン:「な、なんだって!」
車掌:「ほ、ほかの乗客に襲い掛かってるんです! しかも。しかも襲われたはずの乗客が、」
車掌:「襲われたおそわわわわおそそそそ」
車掌:「(吸って吐く)」
車掌:「おっおおおお」
ウォレン:「お、落ち着け…。」
ロビン:「吐きますか!」
車掌:「オロロロロロロ」
エルド:「なに? ……おまえたち、そっちでも人を襲ったのか?」トッドを振り返りつつ
エルド:「うわ」
車掌:「(ベチャァァァ)襲われたはずの乗客が、また別の乗客を襲っているんですッッ!!」
DL:車掌の吐き散らしたゲロが宙を舞うッッ!
ウォレン:「吐くかしゃべるかどっちにしようか・・・」
エルド:大惨事や
ウォレン:ドア付近で撒き散らすこの
DL:なぜならばその瞬間汽笛が激しく警笛を鳴り響かせ、列車が大きく揺れてスピードを上げたッッ!!
ウォレン:回避不能・・・
DL:揺れた結果ゲロが
ロビン:ウォレンとエルドを盾にします
エルド:ウォレンを盾にします
ウォレン:オーバーリアクションでよけます
DL:一瞬の迷いもないこれ
トッド:車掌を盾にします
ロビン:発信源や
ウォレン:やさしい世界
乗客:「……あの方が言ったんだ。」
ウォレン:シャウトしてそうで笑う
トッド:「ス……スピードが上がっている……?」
トッド:※シャウトではない
車掌:「(サァっと青ざめる)」
ロビン:「それってやばいんじゃ!いえゲロでなくて!!まだ襲われてない方を隔離した方が、ってなんでスピードがあがってるんです!?」
車掌:「た、大変だ……こ、この先には崖があるんです。」
ウォレン:「うおおっっと、な、なんだ!?」
車掌:「こんなスピードでツッコんだら、曲がり切れ……オェェェェェェ」
車掌:「ッフゥ……が、がけに転落してしまう……!」
エルド:「お、おう」距離を取る
乗客:「乗客を、仲間に白と。」
乗客:しろ
ロビン:「吐いてる場合じゃないでしょう!」 エルドを盾にする
乗客:「人間を滅ぼせ……と」
トッド:(ウォレンを盾にする)
ウォレン:「吐いてる場合か車掌だろお前!運転手がとち狂ったのかそれとも暴れてるやつらがスピード上げてんのか、どっちにしろどうにしかしねーと」
乗客:「そして……この列車を破壊しろ、と。」
ウォレン:やめて!
乗客:やめない!
ウォレン:;;
ロビン:「なんでこの列車を!ていうか流石に吸血鬼でも列車が崖下で爆発四散したら爆発四散するんじゃないんですか!」
DL:ロビンの言葉に答えず、つぶやいた乗客三人はゲロを踏み越えてサッと貨物車両を飛び出していきます。
車掌:「運転手がとち狂うわけが……! 崖のことはウォエッ僕よりも知ってます!!」
ロビン:「でも乗客はとちくるってるのでは」
DL:その三人を追いかけ、ゲロを飛び越えてトッドも飛び出していきます。
車掌:「乗客は土地狂ってます」
車掌:「お、お願いですエルドさん! なんとか機関車までいってこの列車を止めて下さい!」
車掌:「オロロロロロロ」
ロビン:「アッちょっとそこの3人プラストッドさん待て!!」
エルド:「とにかく追うぞ!」
ロビン:「あわぁでも先に列車止めないとまずい」
ウォレン:「あいつらよりとりあえず列車どうにかしねーとみんな爆発資産だぞ!」
ロビン:「爆発資産はまずい」
ウォレン:わかれます?
車掌:「資産」
車掌:「借金限界かな?」
ロビン:「列車どうにかしましょう」
エルド:「ひとまず列車を止めてから考えればいい。多少逃げられたところで線路しかない荒野の真ん中だ、ただちにどこかが襲われることはないだろう」
ロビン:でもこれ機関室への通路ってとちくるった人でいっぱい?
車掌:「はい」
車掌:「僕だって機関室に行けなかったからこっちに来たので」
車掌:「なんか……もう」
車掌:「みっしり」
ウォレン:「だな、死んだらもともこもねーしな。とりあえず機関室に向かいてーが……」ゲロを飛び越えて
ロビン:「うわぁ。」
ウォレン:上からいくしか・・・
ロビン:ゲロを飛び越えよう
ロビン:あぁそっか上か……
DL:ではゲロを飛び越えたところでシーンを〆ますか
エルド:あいあい
ロビン:もうちょっとカッコよく〆たい
ウォレン:はい
DL:列車の上を走っていくかな?
ロビン:ですねぇ
エルド:ですねーー
DL:ではでは。
ウォレン:ですねー上も下も無理そうだ・・・
ウォレン:上はいける、横