11.殺戮 -1-
DL:シーン11:殺戮
登場キャスト:ウォレン・エルド・ロビン
カリム:「さて──」
DL:パチンッ
DL:カリムが指を鳴らすと、火が落ちて濃さを増した影という影から、カークがしみ出るように姿を現す。
カリム:「目的も果たしたことです。あとは皆殺しといきましょう。」
乗客:「……ッ!! や、約束が違う! その女を渡せば……」
カリム:「ふふっ。」
カリム:「お前たちは、虫けらどもとした約束を守るというのか?」
DL:カーク→ダーク
DL:誰?>カーク
エルド:そういう名前のエネミーかと思ったよ!!!!
ウォレン:おなじくw
DL:カークって名前のダークだな!!
ロビン:なんかピンクな悪魔の外見なのかなって
DL:乗客の抗議の声に、カリムは楽しげに笑う。
DL:ついにマダムも乗客たちもキミたちの上から飛び跳ね、逃げだそうとしている。
ロビン:「だから言わんこっちゃないー!!さっさと離してください、ほら!」
ウォレン:「ちっ、言わんこっちゃねえ!おばちゃん早くどいてくれ!」
ウォレン:飛び跳ねてた
DL:だがその逃走が間に合うか否か……それはキミたちの行動に寄るだろう。
マダム:(どすんどすん)
ウォレン:(ゴフッ、ゴフッ)
DL:内臓破裂のダメージ……かな……?
ウォレン:やめて!
ロビン:www
ウォレン:戦う前に死んじゃう!
エルド:助からないかな?
DL:チームチップ積まなきゃ……
ウォレン:ダークどんくらいいますか?
DL:えーと、2体ですね
DL:巨人
ロビン:もっといっぱいいるかと思った…
DL:えっ、じゃあ3にしよう
ロビン:わー!!!2体もいるなんて思わなかった!!
ロビン:おおいよぉ><
ウォレン:おおいよぅ><
ロビン:><
エルド:おおいよお><
車掌:「み、みなさんんんんおちついてえええええええ」
ロビン:「一番落ち着いて避難誘導してください!!」
車掌:「は、はひ!!!」
ロビン:くそ、巨人が減る気配がないぞ
DL:黙れっ
カリム:「ふふ……お前たち。
ロビン:⊂((・x・))⊃
DL:かわいい顔してもダメ><
ロビン:(;×;)
カリム:「お前たちは自らが守る者が貴族であると知りながら、大多数の愚民どもに責められてなお……己の意志を貫いた」
カリム:「虫けらのなかでは、多少はマシなようだな……?」
DL:その口開いたらどうなるの
DL:(・☆・)
DL:とかなるんじゃないの
ロビン:(^◇^)
ロビン:こうだよ
ロビン:「虫の中でマシって言われてもあんまり嬉しくないような、あなた達の中ではもしかしたら最大級の賛辞なのかもですけどー。」
ウォレン:「そりゃどーも、約束守るとは思ってなかったけど予想通り過ぎだな。」
エルド:「そういうおまえは、虫をいじめて悦に浸る暗い輩か」
カリム:「賛辞は素直に受け取るがいい。」
カリム:「虫との約束を無視……くくっ。」
ロビン:「(審議中)」
エルド:(ドン引き)
カリム:「虫はいじめるとはいわないな……これはただの、駆除だ。」
ロビン:「やっぱり長く生きるとギャグが親父になるんですね……」
DL:あらわれたダークは3体(増えた><)
DL:それぞれ別のエンゲージを形成している。
ウォレン:「褒めてたのかよ!こっちも大人しくそのねーちゃんを渡すつもりもねーんだよな。その虫けらとやらに追っ払われてくんねーかな?」
ロビン:わぁ、ギャグ最高おもしろーい><
ロビン:減らない??
DL:へらない><
ロビン:(;×;)
ウォレン:><
カリム:「ふふ、いいぞ……その意志の強さ。屈せぬ心……虫にしてはなかなかのものだ」
カリム:「どうだ? 虫けら以上になる気は無いか?」
ウォレン:「あん?どういう意味だ?」
ロビン:「いやぁ、まだ主にお仕えするのも道半ばなので」
カリム:「言葉の通りだ。虫けらを脱却し、使徒見習いとして採用してやってもよい……ということだ」
カリム:「なお労働時間は9時5時」
ウォレン:めっちゃホワイト
エルド:ホワイトわろた
ウォレン:僕転職するー
カリム:「有休取得はノルマだ」
エルド:白すぎわろた
ロビン:でもこれ虫時代の約束だから
ウォレン:はっ
ロビン:虫との約束を無視される
エルド:アッ
ウォレン:これはブラックの誘いモンク
カリム:「残業手当は100%支給、割り増しも当然」
DL:いざないモンク……
ウォレン:カウンターかな
エルド:待ちガイル的な何かかな……
ロビン:シュッシュ(ジャブジャブ
ウォレン:「おいおい、意外といい環境だな…」
DL:ウォレンがゆらいでいる!
エルド:「乗るなバカ」
ロビン:「ていうか、9時5時できっちり働く使徒ってなんかこう……」
DL:でもウォレンがその環境を「いい環境」って判断出来るウォレンって就職経験あるのかな……
ロビン:「イメージ戦略間違ってるような……」
ウォレン:ウォレンプータローっぽいよね
エルド:浪費で至近横領して西部に逃げてきたの?
DL:犯罪者じゃネーか
ウォレン:犯罪者わろた
エルド:資金だった
カリム:「アフター5も充実してこそ貴族社会のストレスに耐えられる」
ウォレン:あのコロは若くお金が必要だった…
DL:欲望に負けてるぅ
DL:ていうかカリムってシリアスな使徒だったはずなのに
エルド:今も若そうな顔してるんですがそれは
DL:つい
エルド:「……冗談はそのくらいにしとけ。それに生憎、俺は虫の人生も気に入ってるんでね」
ロビン:「ストレスあるんだ……。」
ウォレン:「はっ。じゃなくて!あいにく俺は誰かに縛られる気はねーんだよ、西部の果てにもいかなきゃなんねーしな。」
ウォレン:「大変だな…」
カリム:「宮仕えの苦労も知らぬとは、最近の若い者は……」
カリム:「……そうか。」
ロビン:「いやまぁ、私も最初からお断り前提でお話し聞いてましたけど……」
ロビン:「あの使徒、一般的な貴族で大丈夫なんでしょうか。変なイメージつきそうなんですけど」
エルド:「さあ……」
カリム:「ならば、ここで駆逐業務に勤しむとしようか。18時過ぎ……残業手当は25%増しだ」
カリム:(今までは法定労働時間内でした)
DL:ではエンゲージを形成して戦闘に入るんですが
エルド:「お貴族様はご存じかな? 刺されたら死ぬ虫もいるぜ」