4.記憶
DL:シーン4:記憶
DL:登場キャスト:エルド、可能:ロビン、腐亜k:ウォレン
DL:孵化
DL:不可
ウォレン:オギャァ
エルド:生まれた
DL:ウォレンは銃の弾の調達に離れた。キミはたまたま通りかかった保安官事務所の前でふと足を止める。
DL:この奥にベローナが幽閉されている……
DL:……
DL:……保安官の厚意で、面会は許された。
DL:けれどキミ、あるいはキミたちとベローナのウィダーインゼリーは、鉄格子が硬く存在している。
エルド:?
DL:格子の向こうに行くことは許されない。そして、彼女をこちら側に出すことは言うまでもない……
DL:キミたちとベローナの間には
ロビン:ウィダーインゼリーわろた
エルド:あ、はい
ロビン:全然意味がわからなkった
エルド:何かと思った
ウォレン:すさまじい変換でわろた
DL:間には
ロビン:はい
DL:なんだろう……?
ウォレン:はい
DL:鉄格子があります
ロビン:ウィダーインゼリーは
エルド:うぃだには って打ってうぃだーインゼリーになっちゃったのかな
DL:おいしい
DL:ATOKさん親切すぎるのやめて
ベローナ:「……」
ベローナ:「……少し、思い出しました」
ベローナ:「わたしは……萌える街を、高いところから見下ろしていました」
ベローナ:「街の人間は、ミナ互いに殺し合い……わたしはその様子を見ながら、……笑っていました」
ベローナ:「わたしは、もしかしたら、本当に……」
DL:そう言って彼女はうつむき、肩をふるわせた。
DL:自分の肩を抱いた両手もまた、
DL:小さく震えていた。
エルド:「…………仮にそうだとして。それを思い出した君は、また、そうしたいと思うかい?」
ベローナ:「そんなこと! そんなこと……ありません……」
ベローナ:「思い出すだけでも……」
エルド:「なら、君は俺の知る『ベローナ』だ」
エルド:「あとは、助かってから考えたらいい」
ベローナ:「……、……ありがとう、ございます。」
ベローナ:「ありがとうございます、エルドさん……」
ベローナ:「今は……、今は。エルドさんのご存じの、『ベローナ』を、信じます……。」
ベローナ:「……エルドさん。」
エルド:「ああ、それでいい……ん?」
DL:鉄格子に彼女の細い指が絡まって、キミを求めるかのようにその隙間から伸ばされた指先が泳ぐ。
エルド:格子越しに握れるかな(躊躇いがない
DL:握れるよ(小声)
エルド:こっそり握ってみるか
DL:握り返そうとわずかに力のこもる彼女の指先。
DL:彼女は格子に頬を寄せ、キミの指先に頬で触れようと引き寄せる。
DL:冷たい指先だった。緊張のせいだろうか。
DL:なめらかで柔らかな頬だった。まるで無垢な少女のようだった。
DL:キミの指先の感触を確かめるように、彼女はそっと目をつむる。
ベローナ:「エルドさん、……」
ベローナ:「……信じて、いますから。」
エルド:「……なにも心配することはないさ。君は、俺達が必ず助ける」
エルド:「——なんて偉そうなことを言いつつ、戦うのはあいつなんだが」
ベローナ:「……はい。お導きの、ままに。」
ベローナ:「……ふふ。エルドさんの信じた、ウォレンさん。ですね。」
ベローナ:「……わたし、怖いですけど……心配は、しません。」
ベローナ:「皆さんが、」
看守:「時間だ。」
DL:言いかけた言葉を遮るように入ってきた看守が、冷酷なタイムアップを告げる。
エルド:「まあ、アレは殺してもそうそう死なんだろうし。俺の見込んだやつでもある」「だから、安心して待っていてくれ」
看守:「悪いが取り調べでね。出て行ってもらえるかい。」
DL:看守の闖入に、彼女は慌てて君の手を離した。
エルド:「はいはい、わかったよ」「……じゃあ、また」
DL:ふれあっていた手を胸元に握りしめ、キミの言葉にしっかりと頷きを返す。
看守:「ひとときの逢瀬になってすまないがね」
看守:「まあ、ここにいる方が安全さ。」
DL:そう言ってキミはしっしと追いやられる。
エルド:「わかってるさ、決闘が終わればいくらでも時間はあるんだからな」って軽口叩いてから、一度ベローナに手を振って帰ろう
DL:キミの指先には冷たかった、けれど握り会っているうちにぬくまった、彼女の指先の感触がいつまでも残っている……
DL:と言うところでシーン〆だよ!
エルド:フラグかな???
エルド:エルド死ぬの?
DL:死ぬの?
ロビン:エルド、良い奴だったかな……
エルド:ひどい
DL:財布だけじゃなくて本体が死んじゃうの?
ロビン:本体ぃいいいい無茶しやがって
ロビン:決闘に挑むだなんて
ウォレン:財布死ぬの確定笑う
エルド:決闘は……魔術使っていいなら……
DL:では。