05.《面影》
ScenePlayer:早川桐哉 / Place:河川敷
シーン:《面影》 / SP:早川桐哉 / 場所:河川敷
桐哉:1d10 侵食値
DoubleCross : (1D10) → 1
GM:ちょっと9くらい足りないんですけどおかしくないですか
桐哉:今日は大人しめ><
GM:河川敷を今日も歩く桐哉。
GM:あの女性とは再び会うことはなかった。そして父とも、この一週間、全く顔を合わせていない。
GM:苛立ちばかりが募る……
GM:そのキミの背後から、唐突に声がかかった。
男性:「桐哉! 桐哉じゃないか!! でっかくなったなあ!!」
桐哉:「(いつまで篭ってんだっつー……)…?」 振り向く
GM:振り返れば、見覚えのない男性。年のころは30後半、軽く日焼けした彼はよれて着崩したシャツを羽織り、片手にはボストンバッグ。
キミへとずかずかと歩み寄り並べば、頭一つ分は大きい。
GM:キミの肩をバンバンとなれなれしくたたく。サングラス越しの目は和むようにキミを見ていた。
男性:「何年ぶりだ? おれが日本を起ってから……いや、その前か……もう15年にもなるか? いやーでっかくなったなあ!」
桐哉:「あー…っと、(最近こういうの多いな…)」一歩下がりつつ「…誰?」
男性:「あの頃はこーーーーんな小さかったのにさ! 立派にでかくなったなあ、ははは! 親父さん似か?」
男性:「……」
男性:「おいおい! 桐哉! 冗談だろう? ひどいことを言うなよ!」
男性:「おれは……お前の生き別れの兄だよ……」
男性:「なんてな! 冗談だよ!」
GM:からからと夕暮れ空に笑い声が響く。
桐哉:「…いや、ほんと記憶にないんで」
「……」
桐哉:「(舌打ち)」
男性:「まあ、なあ。あの頃はお前まだ歩いてんだか這いずってんだかわからんかったからなーー。」
桐哉:「あー、そのまま続けんなら俺帰るんで」踵返そうとしつつ
是堂御瀬:「おいおい、つれないな~。御瀬おじさんだよ~桐哉ちゃーん」
是堂御瀬:「是堂御瀬!お前のおじさんだ!まあ15年ぶりの邂逅だがな!」
GM:是堂。キミの母の旧姓だ。
是堂御瀬:「キリエ姉さんが亡くなったときか?最後にあったのは。」
桐哉:「是堂…」 ちなみにおじさんの方の記憶はなんかあります?
GM:なんか……いたような……気がする……程度
桐哉:うぃっす
是堂御瀬:「義兄さんは元気かい? あの時もエライ落ち込んでたからなあ……」
是堂御瀬:「何せおれにお前の面倒を全部丸投げして肩落としてたからなあ……そうそう、また神田の塩屋でもしてやろうか」
桐哉:「あー、…いたっす…ね…?」思い出し思い出し
「……。…今、元気かどうかもわかんねーっすよ。ここんとこ会ってないんで」
GM:神田の塩屋とは、子供の腰と肩を横抱きに抱え振り回す遊びである
是堂御瀬:「? なんでまた。反抗期か? よくないゾ桐哉クン。父一人子一人の家族、スキンシップは過剰なくらいでいいんだ」
GM:桐哉の知識的には父親はなんかしらねーーーーーけどすげーーーーーかえってこねえーーーーーーーーーってかんじ
桐哉:「…(今でも出来そうなタッパあるからしゃれになんねーなあ…)」
「…反抗期も何も、向こうがそもそも顔みせねーんすよ。こっちだって話ねーわけじゃねーのに」
是堂御瀬:「……。」
是堂御瀬:「桐哉ァ……」
桐哉:スイカ割りにもこないしね…
桐哉:「なんすか」
是堂御瀬:「お前、エロ本でも見つかったんじゃねえ?」
桐哉:「はぁ!?」「……」「……それで失踪するよーなタマじゃねーっすよあの親父」
是堂御瀬:「そうか~。残念だなあ、姉さんはそういうところおおらかだったからな~~。おれなんて何度机の上に整頓して置いておかれたことか……」
桐哉:「……おおらかっすかねそれ」
是堂御瀬:「じゃあ、なにかい。仕事が忙しいのかねえ」
是堂御瀬:「少なくとも捨てはしなかった」
桐哉:「さぁ? 何してんだか」
桐哉:「ああ」(納得の顔<捨て
是堂御瀬:「まあ、いいや。いやなに、姉さんの墓参りにでも行こうかと思ってね。それでこっちに来たのさ」
是堂御瀬:「こっちもなにも、もう実家なんてありゃしないがな…。…にしても、民雄兄さんがそんなに忙しいとなるとなあ。桐哉、一緒に行くか?」
桐哉:「……母さんの。これからっすか?」「……いいっすけど」
是堂御瀬:「もう今日は遅いじゃん。明日だよ、明日。」
GM:明日は土曜日、学校は休みだ。
桐哉:「ああ。じゃあ、是非」
是堂御瀬:「そうか、お前あれだな。2歳で母さんいなくなってんだもんな。」
是堂御瀬:「キリエ姉さんの話でもしてやろうか。覚えてるか?」
桐哉:「……いや、あんまり」「なんとなく…ぼんやり覚えてるくらいで」最近写真漁ったのを思い返したりして
是堂御瀬:「そか。じゃあ、マザコンになるくらい話してやるよ」
是堂御瀬:「一応民雄兄さんにも話しといてくれるか。明日の12時にでも行こうと思ってるよ。」
是堂御瀬:「民雄兄さんが来ないんなら……まあ、蕎麦でも食ってから行くか。奢るから安心しろ、甥っ子くん」
桐哉:「そりゃあどーも……、話せるかわかんねーっすよ? メールは入れとくっすけど」
GM:というところでシナリオロイス早川民雄(父)と、PC間ロイス紫陽花をどうぞ
桐哉:いただきまーす
是堂御瀬:「メールでもいいけどな……仕事場にでも顔出していいんじゃないかね。」
是堂御瀬:「親子ってな、いつ別れるかわからんもんだぞ。うちみたいにな」
桐哉:「…………そーっすね」あからさまに乗り気じゃない顔「……?」
是堂御瀬:「ん? ああ、うちもな。おれが大学生の時に両親が事故って死んじまったからなあ」
是堂御瀬:「ま、そーゆーことだ。墓に布団は着せられぬ、親孝行は出来るうちにやっとけ。子供の顔見て嫌がる親なんておらんのさ」
GM:そう言ってミゼはキミの肩を叩く。
桐哉:「……そうっすか。」「ウチのがそうって思えないっすけど」
桐哉:ちょっと痛い
是堂御瀬:「そりゃそうだ! 民雄兄さんにそう簡単に死なれたら困るしなあ」
是堂御瀬:「けどま。おれもそう思ってた。姉さんに面倒見てもらってな、これから恩返しでもするか、なんて思ってたらあの事故さ……」
桐哉:「……何があるかは、たしかにわかんねーっすけど……」「……交通事故かなんかっすか」
GM:その言葉に、彼はぽかんと目を丸くした。
是堂御瀬:「……」
是堂御瀬:「……ああ、お前、2歳だったもんなあ。」
是堂御瀬:「……まあ、明日話すさ。蕎麦でも食いながらさ。立ち話で話すことでもないしな」
桐哉:「……」まずい事言ったかなの顔「…? あ、うぃっす」
是堂御瀬:「じゃあ、明日12時な。」
GM:そう言って彼はひらひらと手を振り、河川敷を歩いていく――……
GM:というとこで〆ますがん
桐哉:「あい。それじゃあ、また」 これで〆でー
桐哉:あ、御瀬さんにロイス取りたいですー!
GM:はーいどうぞー