13.《「許して」》
ScenePlayer:守宮紫陽花 / Place:自宅
シーン:《「許して」》 / SP:守宮紫陽花 / 場所:自宅
紫陽花:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 10[10]+52 → 62
一式:今回みんなもりもりあがる
GM:今回なんかみんなもりもり上がるわね
桐哉:テンション高いんだろうか
一式:ウイルス:ひゃっはー!
GM:こないだ聖さんにシナリオ修正したゆうたやん
紫陽花:静まれ!
GM:あれシーン削ってたんよ
一式:そうなのかwwww
GM:なんか今回みんなもりもり上がるから怖くなって……
一式:浸食値がやばいと
GM:まあまあそんなこんなで
桐哉:ウイルス:しゅーん…
GM:自宅の紫陽花ちゃん
GM:時間は夜の10時頃
GM:あやめちゃんは宿題終えてそろそろ寝るくらい
紫陽花:自分はお風呂上がってのんびりしてるくらいの時間だな
GM:その頃に、スマホがブゥーーーーカカカカッブゥーーカカカカッて震えます
GM:着信を見ると林檎ちゃん
GM:ブーーーゥカカカカッブーーーゥカカカカッ
紫陽花:「あやめちゃん、宿題ちゃんとランドセルに入れた?……と、あら」
紫陽花:「もしもし?」出ます
GM:あやめちゃん、チャパレにいないけど「入れたよ。おやすみなさい」って寝た
紫陽花:じゃあ、うん、おやすみなさいって手を振ってから電話出た
結崎林檎:「やもりん、やもりんっ……!! やもりん、助けて、やもり、どうしよう、どうしよう、」
GM:突如電話口から流れるのは林檎の慌てて混乱した声。
紫陽花:「ゆ、結崎さんどうしたの?まず落ち着いて」
GM:どこかくぐもった声。息遣いは荒く、彼女が尋常ではない状況に置かれていることはよくわかる。
結崎林檎:「あの、え、あああ、どうしよう……、どうし、……あの、あの、水花が、水花が」
結崎林檎:「水花が、みんな みんな、お母さんが、みんなのこと、」
紫陽花:「水花ちゃん?水花ちゃんに何かあった?……ううん、今、どこにいるの。直接話そう、そっちに行くから」
結崎林檎:「水花がしてたの! 水花、みんなのこと、なんで? なんで?? わかんない、なんで水花が?」
結崎林檎:「お母さんも お母さんも……、お母さ」
結崎林檎:「どこって、どこ……えとあの、え、ええっ……」
結崎林檎:「どこって」
紫陽花:「今、いくから!何が見える!?」
GM:しばしの沈黙。はあ、はあと息切れの声だけが聞こえる。
結崎林檎:「何が、って……学校……?」
結崎林檎:「学校の、」
結崎水花:『お姉ちゃん。』
結崎林檎:「ッ……!!」
紫陽花:「学校!学校ね、いま」
GM:電話の向こう、彼女が息を飲む。
結崎水花:『お姉ちゃん、なんで?』
結崎水花:『何で怒るの?』
結崎水花:『なんで?』
結崎水花:『お姉ちゃんも、なんで怒るの。何で逃げるの?』
紫陽花:スマホ繋いだまま家出て学校向かいたい…
結崎林檎:「や、だっ……、や、」
GM:いいですおー
結崎水花:『お姉ちゃん。』
結崎水花:『お姉ちゃんの、』
結崎林檎:「ッ……や、」
結崎水花:『ばか。』
GM:電話の向こう。何か鈍い音。水音の混じったような。林檎が吐き出した息の塊が、電気信号となって、電波に乗って。
GM:キミの耳に届く。
紫陽花:「結崎さん!!結崎さん!?」
GM:ガゴッ。そんな音が続く。そしてびたりびたりとなにか、粘着質のものが滴るような音が。
GM:キミの叫びに、答える声はない。
紫陽花:イージーエフェクトの《軽功》(どこでも走れる)と《真昼の星》(視界拡大)を使用しながら、学校の方へ一直線するです
GM:いや。
結崎水花:『ばか。』
GM:もう一度繰り返された声だけが、帰る。
GM:おっけーです
GM:じゃあメッチャ走って学校に到着するよ。んんん
GM:1d10+5
DoubleCross : (1D10+5) → 6[6]+5 → 11
GM:11分くらいたったころに学校に到着するよ。
GM:視界拡大されてたけどこう……ええと、家を出た頃に(まだ1分くらいの頃)
GM:園芸部のアレソレがしまってある倉庫から人影が出てきたのはわかるかな
GM:まあ10分たつ頃には死角に入ってしまってどこに行ったかわかんないけど
紫陽花:学校の近くには人影とかはない?
GM:人影ない~
紫陽花:じゃあとりあえず倉庫に……向かいます……
GM:はい。
GM:では倉庫につくとすごい鉄臭い
紫陽花:「誰か……いる?」
GM:よく見ると出口から最初の数メートルには赤黒いちいちゃい足跡が残ってるよ
GM:返事はない
GM:扉はうっすら開いてるから、開けようと思えば開けられるけど
紫陽花:あ、開ける(震え声)
紫陽花:まだ手遅れではないかもしれない(震え声)
GM:からり。その扉は存外に軽い音を立てて開いた。まるでこの場にはふさわしくないほどの軽さの扉。
GM:開き、キミの目に飛び込んできたのは、
GM:まるで池のように広がる血、血、血、
GM:壁にもたれかかる見知った少女。
GM:その胸は暴虐によってこじ開けられ、胸、腹、スカート、そして血だまりに沈む足までを真っ赤に血が染めている。
GM:俯く顔は見えない。けれど彼女が生きているとキミには信じられない。
GM:結崎林檎の最期の姿がそこにある。
紫陽花:「……ゆいざき……さん」
結崎林檎:「……」
GM:ひゅうとなる息すら、ない。
GM:血の匂いが夏の空気に暖められ、むせ返るほどだ。
紫陽花:「……うそだ、嘘でしょ? こんなの……」寝ているのを揺り起こそうとするような動作で、触れます
GM:彼女の肩に触れる。
結崎林檎:「……」
GM:応えはなく。触れた指先から命のなにがしかがこぼれるように、ずるりと背中の壁に血の筋を残して、彼女はゆっくりと倒れた。
紫陽花:「……………」
GM:キミに顔が向く。虚ろに開いたままのまなざしは濁っている。
GM:キミの姿を眼球は捉えている。けれどそれを脳に送る電気信号はすべて途絶えている。
GM:まったき死が、ここに転がっている。
紫陽花:「……また、わたしの、……」
GM:まるでキミに電話をかけていた時のように、彼女の手の傍、血まみれのスマートフォンが落ちている。
GM:通話は確かにつながっている。
GM:けれど、相対するこれは、死だ。
紫陽花:首を振って、開いた目を閉じてやってから、繋ぎっぱなしだった通話をこっちから切ります
紫陽花:それでえーと……死に方はハートブレイカーの仕業ととらえていい感じですよね?
GM:彼女の目は閉じられ、わずかに穏やかな気配が戻る。
GM:スね
GM:メッチャ心臓バリーしてる感じ
紫陽花:支部長に電話やな……
GM:支部長に電話かけるなら支部長にでてもらうで!
鶴賀谷:はーい いけますで!
紫陽花:まず上司に連絡だよお!!
鶴賀谷:ほうれんそう!!
鶴賀谷:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 4[4]+51 → 55
GM:支部長の携帯が森のくまさんを流れはじめた!!
鶴賀谷:「はいはーい、もしもし。紫陽花ちゃん?こんな時間にどうしたの?」
紫陽花:「遅くにすみません。……また、ハートブレイカーが動きました。場所は学校、被害者は……結崎、林檎さん、です」
紫陽花:「……亡くなる直前、結崎さんから電話を貰いました。その際の会話から——ハートブレイカーは、彼女の妹、結崎水花である可能性が高いと思います」
GM:亡くなっても電話繋がってたで
紫陽花:そこまで言わなくていいやろ!
紫陽花:「……まだ遠くへは行っていないと思います。このまま追って、構いませんか」
紫陽花:淡々と言ってるで
鶴賀谷:「…何だって。彼女ではなく妹の方だったのかっ!」「(そういえば、彼女と紫陽花ちゃんは同級生だったっけ…)いや…辛い状況の中報告してくれてありがとうね。」
紫陽花:「……いえ……大丈夫、です。私はこのまま、学校付近を探してみます。一式さんと早川くんに、連絡をお願い出来ますか」
鶴賀谷:「(逞しいねえ…)そうだね。このままでは周囲の人も危険だ。人を集めてハートブレイカーを捕まえよう」
紫陽花:「はい、ありがとうございます」
鶴賀谷:「了解だよ、十分気をつけて。二人には僕から連絡するよ。妹さんの見た目とか分かるかい?」
GM:おじさんが二人に電話かけるなら二人もシーン出撃になるよ
紫陽花:見た目かくしか伝えますー
GM:おじさんの電話を無視するならシーン出撃ないけど
鶴賀谷:おじさんは二人にワン切りしてからメール出します!!
一式:電話でるだけつらい
一式:わん切メールわろた
紫陽花:わろた
桐哉:ワン切りメールわらた
鶴賀谷:侵食値のためのワン切り
一式:おじさんの気遣い
GM:おじさん気づかいのできる男
桐哉:おじさんいけてる
紫陽花:(大丈夫)(まだ大丈夫。立ち止まっちゃだめ)
紫陽花:(まだ、やることがあるでしょう)
紫陽花:電話切り次第、水花ちゃん探しにいきます。足跡追っかけるかなとりあえず
GM:んん~、じゃあ知覚(感覚)かな?
GM:知覚なければ感覚で素振りでいいよ
鶴賀谷:というわけで電話切れたら二人にワン切りメールして研究所の人に事情伝えて学校付近向かいますーー
GM:はーい
紫陽花:6dx10+1 知覚
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,3,4,7,8,10]+8[8]+1 → 19
GM:お、くりってる
紫陽花:おう
GM:んじゃ大分足跡追っかけられるけど、学校の前でなくなる
GM:薄くなったとかじゃないので、ここで車かなんかに乗ったんじゃないかな?
紫陽花:「……誰かが迎えに来た、のかな……」きょろきょろ
紫陽花:一応周囲にそれっぽい車居ないか探すけど、時間的にもう行っちゃってるだろうなあ
GM:うーん、ちょっと見つかんないなあ、さすがに
GM:じゃあここで一旦シーン切るけど大丈夫?
紫陽花:それじゃ仕方ないなー、了解です
紫陽花:支部長呼び出し損でもうしわけ
GM:いやいや大丈夫
鶴賀谷:いえいえ、二人にも伝わったし。