11.《鉛の夜》
ScenePlayer:一式悠 / Place:A市繁華街
シーン:《鉛の夜》 / SP:一式悠 / 場所:A市繁華街
鶴賀谷:死ななきゃ(正座)
GM:では、キミがその日の帰り道についた時。いつものように繁華街を通るキミの中で、ダブルがふと声を上げる。
GM:アッ侵食値どうぞ
GM:おじさんは生きて!!! ソファでうとうとしてるだけだから!
一式:アッごめん。ちょっと遡ってて見落としてた
一式:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
一式:うぇええん
GM:モリモリ
ダブル:「おい、悠、――」
一式:ちゅらい
GM:その言葉が言いきられる前に、キミは彼が何を言おうとしたか理解する。
一式:「なに?」
GM:繁華街の人混みの中、見覚えのある人物が――……
柊木リョウ:「……」
GM:目が、あった。歩みもお互いに止まった。
GM:彼は何を言おうとしたか、一度口を開き、そして――閉じる。
柊木リョウ:「……そう、剣呑な顔をしないで欲しいんですが。ラ…」「一式さん。」
一式:「余計剣呑な顔にさせたくてわざといってないでしょうねそれ!?」
柊木リョウ:「昔の癖ですよ。」
柊木リョウ:「そもそも、今はオフタイムです。年中無休で働くほど、勤勉じゃないもので。」
ダブル:「悠よう、なあ、こいつ――……」
一式:「癖になるほど、組んだ覚えもないけども」
ダブル:「……俺だ。俺だよ。……そうだ、間違いない。判った。前言っただろ。」
一式:「オフタイムならこっちもわざわざ手をだs」
一式:「はい?」
ダブル:「こいつには、俺がいる。」
柊木リョウ:「組む予定は、あったんですけどね。一式さんが、我々を裏切らなければ。ですが。」
一式:「どういう意味よそれ」
ダブル:「俺が悠にいるみたいに、あいつにも俺がいるんだよ!」
柊木リョウ:「……」
GM:彼は眉間を揉んだ。顔を上げ、傍のバーをちらりと視線で示す。
柊木リョウ:「……一杯やりますか。」
一式:「は?向こうでもおれおれ詐欺してるわけ?」
柊木リョウ:「声に出てますけど。」
一式:「……。……別に良いけど、なんか似合わないわね」
一式:「おれおれ詐欺してるわけ?」
柊木リョウ:「居酒屋の方が好きですか」
柊木リョウ:「誰に言ってんですか紛らわしい」
一式:「私は何でも似合うけど、あんたは子供の時見たことあるから変な気がする」
一式:取りあえず入ろう
柊木リョウ:「年取ったみたいなこと言いますね」
GM:では店に入ってボックス席。バーテンもあんまり来ない感じの。
一式:「年とったからあんたもバーなんて入れるんでしょ」
ダブル:「え、でもなんでおれおれ詐欺になるの?? おれガチおれだけどなんで??」
柊木リョウ:「僕の場合は成長したって言うんです。」
一式:「俺だ俺だよって台詞が詐欺っぽいってだけ」
GM:適当に注文してしばしの沈黙。
GM:つまみに伸びる手もない。
ダブル:「えっまたおれはるかにからかわれてたの」
柊木リョウ:「……もう会うことはないと、思っていたんですけどね」
一式:「ダブル、衝撃の事実みたいに言った割に立ち直りはやいわね……」
ダブル:「いやちっとも疑問は解けてないけど、考えても分からないから……」
一式:「……結局でてったから会えなかったのは、あの時のあんたにはちょっと悪かったと思うわ」
一式:「そこはなんか共鳴するものとかないの……」
柊木リョウ:「正直、恨みましたけどね。」
ダブル:「俺だァァァァァァァァってのはわかるんだけど……なんでかはわからん……」
柊木リョウ:「あなたが僕に残してくれたのは、これだけですから。」
GM:そう言って柊木は自分の腕を軽く撫でた。
一式:「うん、まぁ、恨まれるのはしょうがないかなぁと思うんだけど……残した?何のこと……?」
一式:「アンタ兄弟でもいるの……」
柊木リョウ:「あなたが退院した後、ツーマンセルを組む予定だった。当時の日本支部長殿の判断でね。」
柊木リョウ:「その為に、あなたの血を輸血したんですよ。」
一式:「は?私の血を輸血?」
柊木リョウ:「……僕にとって、血の繋がりにも、思えたから。嬉しかったんですよ、あの時は。」
柊木リョウ:「そうですよ。拒絶反応が出ずに助かりました。」
一式:「そういや確か包帯して……え?あの時の秘密ってそれ?何で輸血なんて……」
柊木リョウ:「いや、包帯は実験のアレソレですけどね。」
一式:「あなたがその時、嬉しく感じてくれたのは嬉しいけど。FHが輸血で血のつながりを作ろう!幸せ家族計画!って訳でもないでしょ」
一式:「あぁ、あれそれ。」
柊木リョウ:「日本支部長殿の判断です。……それでも、僕には嬉しかったんですよ。まともな家族がいなかったもので。」
一式:「ダブルあんたまさか血で分裂しないわよね」
一式:うん?当時の日本支部長って今レネゲイドビーイングだったぜ!!!ってなってるひと?
ダブル:「え、しらん」
一式:「しってなさいよ」
柊木リョウ:「都築殿ですね。現在はゼノスの代表となっておられる方ですが。」
ダブル:「分裂したことないもん!!!」
一式:「わぁ、プランナー。なんかFHとは無関係な計画に巻き込まれた気がするんだけど。……でも、それ聞くともうちょっといてもよかったかなって思うわえぇ」
一式:「したんじゃないの!!俺いるんでしょ!!」
柊木リョウ:「……今さらそういうことを言うんですね。」
ダブル:「やっぱりですか!!!」
一式:「そうよねぇ、あんたにとっては今更でしょうね。輸血までしといて消えられちゃ溜まったもんじゃないし」
一式:「知らないわよ!!!」
柊木リョウ:「ええ、たまったものじゃありませんね。恨みましたし。」
柊木リョウ:「でも、あなたにとって。……。……薔薇たるものを見つけたからなんでしょう。」
一式:「やっぱり剣呑な顔にさせる為にわざといってる。絶対ワザとだ。」
柊木リョウ:「言ったでしょう。僕にとっては、あなたの記憶は《ラブリーガーデナー》なんですよ。」
一式:「まぁ、正直。私はその話も知らなかったし、あなたのことも不思議には思ったけど……初対面の子だったし……」
一式:「私、FH時代は忘れたの、とかいう気はないんだけど、そのコードネームだけはすっごく忘れたいわ」
柊木リョウ:「わかっていますよ。僕が勝手に期待していただけだ。」
柊木リョウ:「だから、あなたには感謝していますよ。恨みもしていますが。」
柊木リョウ:「……」
一式:「うー、結構それはそれで罪悪感ね……。 感謝?」
柊木リョウ:「僕はドッペルゲンガーだよ。二重に歩くもの。つまりあんたの、デュプリケータとも言えるだろうね。」
柊木リョウ:「でも、同時に僕は神出鬼没《ドッペルゲンガー》だ。あんたが薔薇を見つけたように、あんたのドッペルゲンガーたる僕にも、薔薇の一つや二つはあるってことさ。」
柊木リョウ:「それに、」
柊木リョウ:「世の中そう甘くないって、知れたからね。恨みも感謝もしてるよ。」
一式:「……上手く抜けたと思ってたのになぁ。世の中甘くないわね」
一式:「ドッペルゲンガーにあった私は死ぬのかしら」
柊木リョウ:「お互い知れてよかったね」
柊木リョウ:「さぁ? とどめの一撃《クーデグラ》に狙われるかは知らんけどね。」
柊木リョウ:「少なくとも、僕はあんたを殺す気はないよ。必要なら話は別だけど。」
一式:「そう、迷信には勝てなそうだけど、物理的なことなら死なないから良かったわ」
一式:くーでぐらって誰だっけ!!!!って顔しつつ言ってる一色さん
一式:「ちなみにあんたの相棒うるさいの。」
柊木リョウ:「もう知ってるだろうけど、《エクソダス》が動いてるからね。」
柊木リョウ:「言うな」
柊木リョウ:「すげえうるさいから言うな」
一式:「知ってるけど、教えていいのそれ」
一式:「ヒーロータイム好きだったり」
柊木リョウ:「FHのセル同士が仲良しこよしなんて時代があった?」
柊木リョウ:「ヒーロータイムならまだいいじゃん、うちのすげえプリキュア見たがるんだけど」
一式:「FHとUGNよりはマシじゃない?」
一式:「…………(ブッ)」
一式:「(1人の部屋でプリキュア見てるの想像すると笑いがだmだ)」
一式:「そ、それは大変ね……女の子なのね……」
柊木リョウ:「UGN同士とFH同士の区別をつけてよ。UGNボケしてんじゃないよ」
柊木リョウ:「……。……」(ゲンドウ)
柊木リョウ:「……男……なんだ……」
一式:「UGNに情報流してるからでしょ」
一式:「あぁ……うん……」
一式:「うるさそうね……」
柊木リョウ:「さて。そこから察することが出来ないほど平和ボケしてるんですかね」
柊木リョウ:「ヒーロータイムなら……まだ……」
一式:「うちが潰すの期待してるなら情報少ない」
柊木リョウ:「ドストレート」
一式:「……なんかこの会話がもはや平和ボケだし」
柊木リョウ:「そうだね、」
GM:フォークでつまみのチーズを潰す。
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2
一式:「他に聞かれてない前提の会話でしょうが、回りくどく言っても時間の無駄よ」
GM:ふたきれにわかれたチーズ。
一式:チーズ分割ダイスなんて初めて見た
柊木リョウ:「2つまでなら質問に答えるよ。」
GM:そもそもチーズを分割するしーんがどれだけあるんや
一式:チーズ分割ダイスじゃなかった!!
一式:「エクソダスのA市での活動拠点と、A市に来てるエクソダスの主だった構成員の特徴」
柊木リョウ:「前者の質問はNoだ。僕は《ミストレス》、そこまでは知らない」
柊木リョウ:「教授《タイムリー》、天変地異《カタストロフ》。ただ、気を付けたほうがいいよ。黄泉還り《フェニックス》が動いてる。」
一式:「ダメ元だけどやっぱり知らないか」
一式:「ハートブレイクも合わせて4人も動いてるの……。」
ご存知でしょう?みたいに言われてるけど知ってるのかしらその3人
柊木リョウ:「誰だよハートブレイク」
一式:「コードネームはありがたいけど特徴知りたいなぁ」
一式:「命名UGN」
一式:「ハートブレイカ—だったかもしれない」
一式:「心臓一発でぶち抜いてくるやつ」
GM:教授はソラリス/オルクスの支援タイプ。精神操作を得意とする。
天変地異はヘリに乗って対地爆撃する感じ。
一式:一式さん乗用車だから!!!
GM:黄泉還りは研究者タイプ。あんまり表に出てくるタイプじゃないけどなんかすごいこう……新薬作ったりする
柊木リョウ:「忘れたわけじゃないだろ。」
一式:見た目方面は教えて貰えなかったか
柊木リョウ:「ハートブレイカーなら聞いたことはあるよ」
柊木リョウ:「……あれはおそらく、偶発的なジャーム、あるいはオーヴァード。《エクソダス》の所属じゃないだろうね」
GM:教授⇒マッドサイエンティスト
天変地異⇒なんか鶴賀谷おじさんと早川おじさんを足して2でわったみたいなやつ
GM:黄泉還りはわからない。表に出ることがほとんどないから。
一式:「あぁ、確かにこう……毛色が違うとは思ったけど。所属じゃないのか」
一式:「ん、ありがとう。」
柊木リョウ:「恐らくね。まあ、FHはオーヴァードもジャームも出入り激しいし」
一式:「下の方は特にそうだからねぇ」
柊木リョウ:「どういたしまして。……あんたと話せて、少し、よかったって思えるよ。」
柊木リョウ:「和解する気はないけどね。あんたはもうUGNで、僕は《ミストレス》だし、お互い薔薇を見つけてるわけだから」
一式:「…………あんたはあんたのいう薔薇の為にFHにいるの?」
一式:「あぁ、違うのかな。FHじゃなくて《ミストレス》にいるのかな」
柊木リョウ:「言っただろ。」
柊木リョウ:「僕は神出鬼没《ドッペルゲンガー》であると同時に、ドッペルゲンガーなんだよ。」
柊木リョウ:「あんたは薔薇を見つけて、どうしたんだろうね?」
柊木リョウ:「さて。会計はしとくよ。デートは男が奢るもんだろ。」
GM:会計すませたら〆るよ!
一式:「……。まぁ、薔薇見つけたならよかったわよ。不毛よりはいいわ。デートしようが和解しようが敵に容赦しないのは、ドッペルゲンガーならわかるでしょ」
一式:「……。……」
一式:「しまった。初浮気になる」
柊木リョウ:「初浮気ねえ。」
GM:しばし考え込んだのち。
柊木リョウ:「……キスの一つでもしようかと思ったけど、やめておこう。ドッペルゲンガーだしね。」
GM:会計を済ませ、彼は店を出て行きますぐぁ
一式:「あんた案外発想が軟派だわ。」
一式:まぁ、情報ももろたし
一式:そのまま見送ろう
GM:では〆ます
一式:2時間位私がしゃべってた気がする!!!!!!
一式:でもしめる前に亀の甲羅買わせて!!!!!
一式:(良い女????
GM:というところで私も眠気がやばいので次のシーンは次回で!!!!!!!
GM:〆る言うた!!!
GM:買えよ!!!
GM:帰り道で!!!
GM:むしろ途中で買って抱えてろよ!!!!
一式:あ、亀の甲羅じゃなくて車の方買う
一式:判定(60~79%):【メジャー】《マシンモーフィング》2/<意志>/自身/至近/3 /アイテムを制作。購入判定を行える。また、このエフェクトを組み合わせた購入判定の達成値+[LV*2]。1シーン1回。他のエフェクトと組み合わせ不可
一式:判定(60~79%):8dx10+3+1+4 〈意志〉 思い出の一品:達成値+1
DoubleCross : (8R10+3+1+4[10]) → 10[2,4,4,5,5,6,7,10]+7[7]+8 → 25
一式:アックソ
GM:せ、戦車だーーーーーーー
一式:これなら甲羅変えたな
一式:買えた
一式:まぁ、いいや。車作って折りたたんで持ち運ぶ
GM:日本語としておかしい
一式:車を作って、折りたたんで、
一式:ポケットに入れて
一式:帰る
GM:日本語としておかしい
一式:DX界ではよくある光景
GM:折り畳み式戦車
一式:新しいな