15.《決まっていた、この日》
ScenePlayer:一式悠 / Place:A市(漠然)
GM:結局引き渡すってことでいいんじゃろか(結局聞く)
一式:イノセントは桐哉にお任せ
GM:突然死体ぶん投げられたぞ桐哉出ておいで
一式:ドッペルンは……どっちでもいいよ……
GM:なんでそうなげやりなの!!!!
桐哉:ぶん投げられてきた
GM:あー
GM:まあいいか
GM:とりあえずじゃあ引き渡されたってことで
一式:なんかskypeで話したときにこっちでやらない方が良い雰囲気だったので
一式:ごっぺるが引き取りたいならそれで
GM:どっちでもええんや
桐哉:引き渡してもらえるなら貰ったってことにしたいかな…
GM:GMの顔色うかがうより一式がどうしたいかを聞いてるんや!
一式:ごっぺるが引き取るならそれで。こっちで弔った方がいいならそうする
GM:じゃあごっぺるは引き取るって言うけど
一式:ドッペルン葬式するって言ったら旦那がどう思うかとか言ってきたからやないかwwww
一式:じゃあまあ付き合い長いのはごっぺるなんだし渡すよ
GM:あいあい
GM:じゃあ桐哉も含めて
一式:まあ墓とか作るんなら場所だけ教えてって言っとく
GM:冬の晴れた日の空は馬鹿みたいに抜けている。
GM:鼻の奥がカスカスするような乾燥した日の昼下がり。あの日降った雪はすっかり溶けて、一昨日から続いた冬晴れの空に白い息が立ち上っていく。
GM:キミと桐哉(そしてもし望むのならば鶴賀谷も同行していたんだろう)は、あるマンションのチャイムを鳴らした(強制)
GM:それというのも、A市のマンスリーマンションを借りていたゼノスA市支部を引き払うにあたり、片付けの協力を求められたからだ。
ついでに遺品なんかも適当に持って行けだとか、なんとか。
GM:チャイムを鳴らしてもしばらく誰も出ない。ノブを回せばあっさりと開いた。不用心なのは人間社会になれていないからか、それとも慢心か、あるいはもうほとんどの準備が終わっているからかも知れない。
GM:適当に出てきてね
GM:声を掛ければ、奥から応の声がかえる。
GM:2LDKのさして広くないマンション──いやアパートか。狭い通路にちらほらと段ボールが口を開いて転がっている。
GM:その段ボールを覗き込めば、恐らく捨てるんだろう、古ぼけたタオルやハンガーや書きかけのキャンバスやスケッチブックや、そんなものがちらほらと。
GM:キッチンなんてたいした生活感もない。リビングは居抜きのソファがカバーも掛けずに冬の風に吹かれている。
GM:ベランダに通じる窓は全開で、揺れるカーテンもなかった。
GM:ホットクと室内描写延々続けるぞ
GM:ほっとく
一式:「なんでゼノスの支部を引き払うのにUGNが片付け手伝うのかしら……あとどこが残ってるの」
GM:しるこさんの風景描写厨なめたらあかんで
神の御言葉《ゴスペル》:「袖すり合うも多生の縁という。……というのは人間の言葉か。」
神の御言葉《ゴスペル》:「もうほとんど終わった。捨てるものがほとんどだ。いくつか持って行くものがあれば持って行けと言うつもりで、呼んだ。」
GM:そう彼が指さした段ボールの中には本当に雑多に、手帳サイズのアルバムや文庫本や、恐らくゼノスの本体には関係のないメモ帳のたぐいがごろごろと。
桐哉:「(……こうなると、普通の引越し直前の家だな……)持ってくもん、な。このダンボールか」示されたらぼちぼち覗いてってみよう
GM:キミが覗き込めば、古ぼけたパスケースが一つ。
GM:開けば、おっかなびっくり赤ん坊を抱く若い男性と、その男性に額をつけるようにして笑う女性の写真。
一式:「多生の縁ねぇ……」「あらそれは文句言って悪かったわ。お気遣いありがとう。」まぁ、こっちものぞき込んでアルバムとかめくってみとこう。「あなたはアルバムもいらないの。」
GM:その写真はひどく汚れている。血で汚れて、すり切れたような傷跡が残っている。
神の御言葉《ゴスペル》:「──5年だ。」
桐哉:「……」写真じっと見てよう「(その時から、ずっと持ってたんだろな、これ)」
神の御言葉《ゴスペル》:「こまっしゃくれた子供と、やけに天然な女の二人組の面倒を見て、見られて、5年。」「箸もまともに使えなかった二人に、箸の使い方を叩き込んだ。天罰は知識はあったが動きが悪かったし、神出鬼没は普通に動けたが知識がなかった」「神出鬼没はまだ子供のくせにおれの真似をして18でたばこを吸い始めて、天罰にさんざん文句を言われた。線香あげられる年じゃないトマト外れに怒っていたな。」「箸を使えば、たばこを吸えば、思い出すさ。」
GM:と まと
一式:トマトはずれwww
桐哉:トマト……
GM:トマティーナかな?
鶴賀谷:トメェト
GM:アルバムをめくれば、一葉の写真。キミが持っているのとよく似た写真。そういえばあの日、看護師が笑いながら一枚、戯れに写真を撮っていたっけ、なんて思い出しただろうか。
GM:そのアルバムの最後に、二人の女性が笑って写る写真。まだ20歳そこそこの姉妹に見える妹のほうは、目元が彼によく似ている。
神の御言葉《ゴスペル》:「──ああ、赤の他人で何の関係もない少年」
一式:「真似して吸い始めるなんてあなた憧れられてたの。そんなに一緒にいてたなら5年は長いなぁ。」
桐哉:「……」ゴスペルの話聞いてしまってから、なんとなくまたダンボール漁ろうとしつつ「……なんだよ」
一式:「(どっから手に入れたのかしらこの写真……)」
GM:そう声を掛けた彼がポケットからフィルムケースを一つ取り出す。それをキミにぽいと放り投げた。
神の御言葉《ゴスペル》:「天罰の、賢者の石のかけらだ。小さいが、お前が持っている方がいいだろう。」
一式:「(こっちが柊木の母親で特異点持ってた人かな……ってことは、こっちが鶴賀谷さんの奥さんか)(どっちもクズがクズでクズだからもういないのよね……)」ドッペルンが映ってる写真はあるの?
神の御言葉《ゴスペル》:「どうだかな。『お前らの面倒見るのに子供扱いされるのが面倒くさい』と本人は言っていたが。」「とどめの一撃のセルで一緒になったからな。《消された男》のゴミためみたいな場所だったし」
桐哉:ケースキャッチ「……イノセントの、か」
GM:>キミが持っているのとよく似た写真。
ここにいてる
神の御言葉《ゴスペル》:「ああ。餅をのどに詰まらせたときに背中を叩いたら出てきた。」
神の御言葉《ゴスペル》:(真顔)
桐哉:「……母さんのだ、って言わなきゃいけねーはずなんだけどな」ケース握りつつ
桐哉:「そんなんで出てきてたまるか」
一式:それ薄っすら頭だけうつってるとかじゃなくてww
神の御言葉《ゴスペル》:「ちょっと体が一刀両断するレベルで二人がかりで殴った」
GM:んーー
桐哉:「なんでそんなことしてんだよお前ら……」
GM:じゃあ明らかに背景日本じゃないところで天罰と見知らぬ少年と一緒に写ってるやつがあっていいや
神の御言葉《ゴスペル》:「天罰はわりと年中行事に詳しくてな」「正月、クリスマス、花火大会はやりたがった」
神の御言葉《ゴスペル》:「ちなみにその後情緒不安定になって一度メンテナンスに《消された男》のところに行ってもらって1ヶ月かかった」
神の御言葉《ゴスペル》:「大変だった……」
神の御言葉《ゴスペル》:(しみじみ)
一式:やっぱり頭だけだったのか昔の写真ww
一式:じゃあ、その写真取って、「これどう見ても日本じゃないけどどこ……あんたら海外活動もしてたの……」
桐哉:「それで餅食って? 結果はどーであれ満喫しやがって……」
GM:GM的には一式さんとキャッキャしてたら看護師さんが「あらあら楽しそうね、記念写真撮っておく? 散野さんいいかしら」「えっ」「せっかくだし」「(まあ……いいか別に……)」みたいな流れで一緒にポラでとったやつってイメージだったけど
神の御言葉《ゴスペル》:「アメリカじゃないか。おれと合流する少し前にしばらく行っていたそうだから。」
神の御言葉《ゴスペル》:「勘違いしてもらっては困るが、何のゆかりも袖どころか吸う空気も違う少年」
神の御言葉《ゴスペル》:「我々はUGNではないが、だからといってジャームでもない。」
一式:あっなる。ちゃんと子供ドッペルうつってた!!!持ってるのとよく似たっていうから頭だけかと
桐哉:「その呼び方いい加減なんとかしろよ」「……」
神の御言葉《ゴスペル》:「ゼノスだろうがFHだろうが、我々はオーヴァードだ。君と何ら変わらない、オーヴァードだ。──天罰は最期こそジャームになってしまったが」
神の御言葉《ゴスペル》:「君と同じように”日常”を満喫しようとして、責められるいわれはないな。」
GM:よく似たシーンって意味だった!
一式:なるほどだった!!<シーン
桐哉:「……ああ」「そうだったんだろな」
一式:「さっきの話を聞くと、あんたと合流する前によく海外行けたわね……このアルバム、一緒に燃やしてあげればよかったのに」
桐哉:「母さんの身体、お前らから取り戻すって、親父は、……俺も必死こいてたっつーのに」
神の御言葉《ゴスペル》:「アメリカは箸文化じゃない。──……FH側の処理だ。あそこにすべて沈めてやるのも哀れだろうよ。天罰に思想はなかったし、神出鬼没はFHというよりもゼノス、UGNに思想は近かったから。」
神の御言葉《ゴスペル》:「……我々にとって……いや、キリエ以外にとって、彼女は天罰だった。天罰自身、キリエであると同時に、天罰だったんだよ、少年。」
神の御言葉《ゴスペル》:「──あぁ、そのアルバムの最後の写真。鶴賀谷の妻と、その妹だそうだ。鶴賀谷に渡してやったらどうだ。」
神の御言葉《ゴスペル》:>一式
一式:「箸一点の問題じゃないわ。——ゼノスでしなかったのね。じゃあ墓とかもないかー……好きだった場所とかは」
桐哉:「…………」「……んなもん、わかってる」「わかってたよ」
桐哉:「それでも、母さんはずっと前に死んでいて、だから、イノセントだって、……殺すつもりでいたのに」
神の御言葉《ゴスペル》:「親から受ける教育以外はだいたいしっかりしていた。」「我々の約束事だ。もし誰かに何かあったとき、処分はFHでと。生き残った者がいればそうすると決めていたからな。それに、《消された男》にはそれなりに恩があるから。」
桐哉:「今、こうなっても、全然取り返せた気、しねえや」「……あの時、母さんも、イノセントも、一緒に死なせちまったような、気がする」
神の御言葉《ゴスペル》:「……さあな。あちこち移動していたから。天罰の散歩だと大概、住宅街の庭木が道に張り出してるところを曲がっていくクセがあったが」
一式:「大体クズのせい。」「ふうん。《消された男》?は初めて聞く名前だけど、あなた達の決め事なら文句言う筋合いじゃないわねぇ……」
一式:「……そこら中の庭木に灰撒くわけにはいかないわね花さか爺さんでもないし」
神の御言葉《ゴスペル》:「──その点では一致しているな。ただ、まあ……」「……きっと彼女は高気圧はしてない。」
神の御言葉《ゴスペル》:ごめん後悔
一式:突然の気候
桐哉:突然晴れた
神の御言葉《ゴスペル》:ちょっと予測変換が暴走して
桐哉:してないだから低気圧かな…
紫陽花:空に帰ったのかな
一式:「好きな場所でもあるなら、アルバム燃やして撒いてあげようかと思ったんだけど。鶴賀谷さんも奥さんの写真位はもってるだろうから、母親の写真、大事にしてたみたいだし、あの世までもっていけばいいかなーって」
神の御言葉《ゴスペル》:「あぁ。神出鬼没たちは《黄泉孵り》と呼んでいたな」「……ら……ダンスインザダークが構わなければ、持っていてやってくれ。あいつが一番憧れていたのは、多分君だ。」
一式:(ら……でじっと見たけど正しくいったからノーコメントだよ!)「ただでさえ決めるの面倒くさそうなCNなんで二つも持ってるのよフェニックス。いや私が言えた義理じゃないけど」
神の御言葉《ゴスペル》:「古代種だとかなんとか。いろいろ事情があるらしい。」
桐哉:「後悔してねーって、本人も言ってたけど、……」「……向こうで、後悔に変わんねーようにしてやんねーと、か」
一式:「……それで供養になるなら貰っとく。私も顔忘れない為に1枚くらいはほしかったし。」 じゃあ、アルバムと……文庫本もらって帰るかな……。
一式:メモ帳の中身雑記っぽいなら貰おうかと思ったけど、死んだ後に見られるの嫌すぎるなと思ってやめた
GM:別に絵塩冶で
GM:ええんやで
一式:どっぺるんのHDDみたいなもんでしょ????
一式:じゃあぱらぱらーだけする・・・・・ポエムさが……さないよ?
神の御言葉《ゴスペル》:「……ああ。おれにとってはキリエはよく知らないが──天罰はお前が幸せにいることを望んでいるだろうしな」
GM:ポエム詠むような風流さはないな
一式:よかった
GM:今後なんかFH関係の情報ダイスに+1どうぞ
一式:遺品で賢くなってしまった
GM:まあ……半分日記みたいなもんやね
GM:あぁ
GM:そうだわ
GM:んー
GM:《黄泉孵り》について「おやっさん」って書いてあるな
GM:そもそもの一式さんから血ィとって云々の実験の責任者も(指示はプランナーだけど)《黄泉孵り》らしいのでその流れじゃないかな
一式:思ったより親しそうだった
一式:お前かーーーーーーー
GM:なにがだーーーーーーー
一式:ちいとってうんうんの実行犯
GM:企画責任者:プランナー
実施責任者:フェニックス
ってかんじ
一式:実行者
一式:なるほど
一式:企画責任者プランナーのCNからあふれる「せやな」感
GM:せやな……
GM:都築さん><
一式:ロリ><
GM:今はロリババア><
一式:まぁ、じゃあぱらぱらーってみてこんなの考えてたんだなーとだけ見る感じかな……
一式:UGN的には持ち帰ってがっつり読むべきなんだろうけど
GM:あ、+1はアイテムとして使用したらだかんね
一式:メモを持って帰らないとダメなのね
桐哉:「俺も、そんなに知らねーんだけどな」賢者の石ケースちら見しつつ「……俺は、血ぃ流させて、ここに立ててるんだ。それは……大事にする」<ごっぺる
GM:ウン
神の御言葉《ゴスペル》:「……あぁ。そうしてくれ。」
一式:ていっても、遺品のメモ帖を情報源として持って帰るのもちょっとためらわれるわね……
GM:桐哉、下記のDロイスを強制付与。残すかは任意。
《愚者の遺子》:すでに所得している《賢者の石》の効果から、さらにクリティカル値を-1し、達成値に+10する。また、侵食率の上昇に+1D点加える。
桐哉:遺品として持って帰ったらいいんじゃないかな……
GM:※バランス調整で効果は変わる可能性があります
桐哉:ふおお
一式:遺品として持って帰って、使う時には今ぱらぱらしたのを思い出すくらいの感じで……
GM:ふぁいふぁい
一式:これチャレンジでやったやつだ!!
一式:みたいな感じで思い出す
GM:ではそんなこんなでアパートを辞してと
GM:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:その例えwwwwwwwwwwwwwwww
桐哉:効果変更あるかももろもろ了解です!
桐哉:チャレンジwwww
一式:予習復習をかかさない一式さん
GM:帰り道はすっかり夕暮れだ。今日は確か夫は仕事だったはず。
桐哉:すごい…ドッペルのノートで見たことだから、すらすら情報が出る……!
GM:息子はそろそろ学校から帰ってくる頃だろうか。
GM:桐哉と別れる?
GM:まるで不倫のような問いかけになってしまった
一式:もう桐哉となんてやっていけない><
桐哉:そんなひどい><
GM:引っぺがそうとしても同じエンゲージにいるくらい仲良しのくせに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一式:それはエンゲージダイス振ったGMのせい
桐哉:別れるならアパートから出たところでかな?
一式:ですね
GM:別れるなら桐哉は痴情やで
GM:退場!!!!!!!!!!
桐哉:ダイスの力で仲良くなったんだ
一式:痴情のもつれ
GM:ちょっとほんと入力重くてね
桐哉:!!!?ってなったんですけづぉ!!
GM:別れるなら退場やで!!
桐哉:痴情のもつれで別離退場します( ˘ω˘)
GM:ちょっと重すぎワロスなのでいったん落ちます
桐哉:はーい
桐哉:痴情のもつれで退場って刺し殺されたみたいだな…
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:もどりました
GM:ちょっとまともになった
GM:桐哉と別れて、夕暮れの道を歩いて帰る。帰りに林檎の安売りを見かけて、八百屋にちょっと寄った。
GM:がさがさとビニール袋を鳴らしながら、家の鍵を開ける。
GM:息子は帰ってきているようだ。ガチャリと扉の開いた音を聞きつけて、ぱたぱたと走ってくる。
GM:お帰り、今夜の夕飯なあに、なんてキミにまとわりつく。
GM:ビニール袋にすわお菓子かとはしゃいだけれど、中身が林檎と知ればちょっとばかり唇をとんがらせる。
GM:そんな息子の背を押して、キミは居間へと向かう。
ソファの前、一面に広げられたプラレール。つけっぱなしのテレビ。
GM:息子はあっという間に遊びに気が向いたようで、再びプラレールへと飛んでいく。
GM:その前に彼があぐらをかいて座って、キミと息子を振り仰ぐように振り返って、飛んできた息子の頭をかいぐり撫でて、レールの上を走る列車を連呼する声にいちいち「へえ」だの「ふーん」だのと感嘆の声を上げる、そんな幻視が一瞬だけ。
GM:──キミがあの日でなく、ほんの少しの偶然が(あるいは運命が?)ずれてさえいれば、あり得たかもしれない現在。
それは結局のところ幸運な幻想に過ぎないのかも知れない。だって起きたことにifはあり得なくて、あの日からずっとキミはこの道を歩いてきて、そうしてそれこそがキミとも言えるわけで、
GM:この日が来るのは、決まっていたのだ。
GM:もう二度と、あの日は来ない。
一式:「(例えばあのプラレールの線路を切り替えるみたいな、ちょっとしたことでこの未来も隣にあったのかもしれないけど。)」「(これが幸運な幻想なのは私の感傷でしかないのだろう)」
一式:「(ゴスペルの話を聞く限り少なくとも3人でいた間は楽しくやれたことはあったんだろうし。)(彼の道がどうであったのかを決めるのは彼だし、)」
一式:「(まぁ、彼のことだから悪くないよとか言いそうだし。ていうか案外幸せだったとか言ってた気がするし。)」
一式:「(結局、今はもうこの現実の上なんだから。別に彼の為ではないけど、幸せな家庭で元気にのんびりやってくしかないのよねー)」
一式:「(でも、忘れるのは嫌だなぁと思うから、彼の代わりに今度は私が写真を大事にして、話せなかった分、話す代わりに本を読もうと思う)」
一式:で、〆で!!
一式:長くなった!!
GM:わしゃり、息子の頭を撫でた彼が肩越しに振り返って、にぱりと笑った気がした。
一式:ちょっと笑って、幻視した柊木の場所は空けてプラレール一緒にやりにいこう
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『そういう一式サンも、悪くないね』
GM:そんな口癖のような声が、聞こえた気も、した。
GM:というところで〆だよ
GM:この〆は前回思いついたのでだいぶ決めていた
一式:すっかり悪くないねが口癖に
GM:ほんまやで