8.殺戮に至る病

ScenePlayer:なし / Place:日本、某所

???「…………」
「──……」
「あ、ああ、ああああ……」
「──……ごめ、ごめんなさ、……ごめんなさい」
「ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「ごめ……ああ……ごめんなさい……許して……ごめんなさい……」
「……私には……もう……」
「…………」
???「──……」
???「──させねえよ、《ヘティ・テディ》。」
GM 
GM 
GM 
青年「──まったく、死んだかと思ったよ」
少年「……うん、心配かけたね」
青年「お望み通り、心配してないよ。しかし参ったね、《エディ・エッタ》なら派手だから見つけやすいけど……《ヘティ・テディ》は見つけづらい」
少年「泣き言?」
青年「へいへい、吐かねーさ」
少年「《お菓子の家》がついてったよ。すぐには……大丈夫だからさ、そんな顔しなくても」
青年「だから余計やっかいなんだろ。《お菓子の家》はどうにも……まあ、いいや、言うてもしょうがないね。」
少年「ごめんね。しばらく動きたくないよ。《エディ・エッタ》はやっぱり、強いなあって」
青年「今更の話だろ……僕の言ったこと、5年で忘れるほど痴呆煩ってんじゃないの」
少年「そうかもしれないや。……先に行ってもらえるかな。A市に向かうの、少し遅くなるけど……」
青年「わかってる。ほっとけないしね。こっちの用事は……まあ、後でも何とでもなるから。いいかい、ちゃんとおやっさんところでいい子にしてんだよ」
少年「子供扱いされちゃった。……そうだね、早く行かなくちゃ。あの街に、……。……」
少年「……」
GM