3.動物園の長い午後
ScenePlayer:一式悠 / Place:動物園
GM:同時登場してもいいけどデートする?
一式:桐哉はとりとあと長谷川ちゃんと親子デートするの?
桐哉:後ろでひっそりモルモット触ってるので……
GM:パパかよ
一式:触るんだ……
GM:ちゅうちゅうするの?
一式:パパなら写真取るんじゃないの
一式:登場判定により、一式の侵食率が+3(1d10->3)されました。(侵食率:33->36)
GM:いいから登場判定しなさいよって言おうとしたらしてもろた
桐哉:吸わないもん!!
一式:下賤な小動物の血しか吸えぬとは不便な世の中よの……
一式:とかいわないの?
GM:何者だよ
桐哉:つよそう
山田:キャラかわっとる
一式:ブラムストーカーごっこ
GM:あまり強そうなことを言うなよ
山田:本物だろ!!
桐哉:衝動判定失敗したかな?( ˘ω˘)
一式:弱く見えるぞ
GM:キミが午後の団らんを済ませ、そろそろ夕食の準備を始めようとした時だ。
ふと気づけばスマホが通知を知らせている。
一式:「また枡川がどうでも良いスイーツ写真とか送って来たのか……」って見てみよう
GM:『ドッペル発見(位置情報)』送られてきてた
GM:舛川が早川に見えて「桐哉そんなことしてるんだ……父親の方かな……」って思ったら違った
一式:わろた
一式:父の方wwwwwwwwwww
GM:どうでもいいスイーツ写真を送る早川父
GM:ヒロインだな
一式:女子力
GM:『ドッペル発見(位置情報)』送られてきてたよ(数分ぶり二度目)
一式:「いっくん孝人さんちょっと私仕事入ったからでかけてくるねー。ちょっと夕飯遅れるかもしれないってか作る暇ないかもだから孝人さんごめんだけど後宜しくー。」
一式:【メジャー】《ディメンジョンゲート》/自動/効果参照/至近/3/どこでもドア。緊張状態では使えないどこでもドア。
GM:えっみたいな空気の夫と息子をおいて非常にリラックスしたキミはディ面ジョンゲートをくぐる……
一式:非常にリラックスしたわろた
GM:緊張してたら使えないんだろ!
山田:敢えて心を無にしてる感
一式:別にめっちゃリラックスしろとはいってないぞ
GM:そこはそろそろ閉園時間も近い午後の動物園。そろそろ家族連れも減り、春の短い夕暮れが動物園を蔽っている。
一式:陰に出よう陰に。
GM:早川の姿は見当たらない。明かりがつき始めた園内の外灯がぽつぽつとあたりを照らして、まるで山中のサービスエリアのようだった。
一式:「……」「どっちも似合わないこと甚だしいんだけど」
GM:無賃入園したキミは、陰からそっと出て目当ての人物を探す。
親子連れはひとつ、またひとつと退園ゲートへと向かい、人の姿はどんどんと減っていく。
GM:早川を見かけたかもしれない。だがキミの狂の目的はデートの野次馬ではない。
GM:今日
GM:ちょっと変換がね……(ろくろ
一式:変換生き
一式:てない
GM:そうしてようやく見かけたのは、は虫類館の出口のそば。外灯の明かりが落ちるベンチに当たり前のように座り、誰かに電話を掛けている姿だ。
一式:「帰ってんじゃないかしらこれ……」「(あ)」「(どうするyouマジで生きてたけど殴る???蹴る???)」
you:「」
ダブル:「お、おちつけ」
一式:「(ひ、轢く??)」
ダブル:「スーパーサファリカー……?」
you:「……」
you:「……ふ、うえええええええええええ」
you:「うええええええうわあああああああああん」
ダブル:「……」
ダブル:「お、おう」
一式:「(あっ)」
ダブル:「(´・_・`)ノ」
you:「兄ちゃん面すんな!!(ぱんち)」
一式:「……。」「あんたのせいでyou泣いてんじゃないの!!!!泣かしてんじゃないわよこのボケ柊木!!!!」
ダブル:「この扱いひどくね?????」
一式:って頭はたきにいこ??
一式:「(元気出るならいいんじゃない)」
GM:つかつかと歩み寄るキミに、通話中のかれも流石に気づいたようだった。顔を上げて、
GM:あぁ、なんて声を漏してから通話を切る。スマホを降ろしたところで、
《神出鬼没》:「あぁ、いっし──あいたッ」
《神出鬼没》:「……」
《神出鬼没》:「……。……いや、あの……」「なんだろう」
《神出鬼没》:「……」
一式:「なに。」
《神出鬼没》:「死んでろって言われた気がする」
一式:「あんた自分から挨拶来てから言いなさいよそれ」
《神出鬼没》:「──……まあ、悪いとは思うけどさ」
一式:「あんたに何の事情があったって死んだのが不可抗力だって、死んでほッぽりだして生きてるのに会いにも来ない酷い奴なのは覆らないんだからはたかれる位許容しなさいよ」
一式:「殴る蹴る轢くの選択肢は避けたんだから」
《神出鬼没》:「あぁ、はいはい。わかったよ」
《神出鬼没》:「……泣くくらい元気があるならよかったよ。つか、ちゃんと戻ったんだね」
一式:「分かったならよろしい。」「うちのダブルにパンチ食らわせる位には元気ね。自信なかったの?」
《神出鬼没》:「一式サンに返したってのも半信半疑だったよ。死んだまわりのことはあんまり覚えてねーもんで」
一式:「覚えてて楽しいもんでもないでしょうしね。じゃあ今あんたはピンなの。」
《神出鬼没》:「芸人かよ。まぁね……、……あー、たく。知りたくなかった」
一式:「どうせ漫才してたんでしょ。私なんて今大変遺憾ながらトリオ漫才状態よ。……何を?」
《神出鬼没》:「忙しそうだ。……一式サンにそれ言われちゃぁなあ、って。」
《神出鬼没》:「言っただろ? 死んだまわりのことはよく覚えてねーの。起きたら突然youがいなくなってたみたいな感じでね」
《神出鬼没》:「一式サンに渡されたってのは、《とどめの一撃》からはなしがあったみたいだけどさ」
一式:「みたいって何それ。」「それだと殆ど覚えてない感じみたいだけど……何死覚えてない方が良い死にざまだったみたいなのが知りたくなかったの?」
《神出鬼没》:「しらねーんだってば。死んだってのは、そうなのかって感じ」
《神出鬼没》:「だから、youが一式サンとこにいるってのを知りたくなかったってこと」
《神出鬼没》:「いるって知ったらさ」「返してって言わなきゃなるからね」
一式:「あぁ……あんたの周りの誰かにクズが教えて、それをさらに教えてもらったのね」
《神出鬼没》:「そゆこと」
一式:「私の所にいるかも、だったのが、確証になっちゃったからってことか。」「かえしてって言いたくなさそうね」
《神出鬼没》:「一式サンとこなら、元に戻ったってことだよ」
《神出鬼没》:「正直、8年もずっと聞いてた声が聞こえないのは寂しいもんがあるね。でも、」
《神出鬼没》:「僕を甦らせたのは《黄泉孵り》なんだよ。恩がまたひとつできたってこと。」
《神出鬼没》:「……youの居場所がわかったら、また元に戻るかどうかって試したがると思うんだよな、あのおっさん」
《神出鬼没》:「つまりこういうことだよ。一式サン、さらわれてみる?」
GM:ベンチの背に頬杖をついて、からかうようにそんな声を空に放り投げる。
一式:「夕食の準備途中だから浚われてる暇はないわね」
《神出鬼没》:「だろうと思った」
《神出鬼没》:「今日のとこは聞かなかったことにするよ。それとは別にやることもあるし、」
一式:「ていうか、私流石にFHにのこのこいける立場じゃないわ」
《神出鬼没》:「10年前に出てったしねえ。話だけは聞いたけど、相当な逃避行だったらしいじゃん」
一式:「時効制度あればいいのに」
GM:https://twitter.com/mefir/status/739591537122672641
一式:やめろっ
一式:「まぁ、聞かなかったついでにさ」「youの人格できたのはアンタのとこいってからだから、アンタの相棒よ。人格ある以上、youの意志も偶には聞きなさいよ」
《神出鬼没》:「聞けたらね」
一式:「そこは私に頼むとこでしょ」
《神出鬼没》:「聞いてもしゃーないじゃん」
一式:「柊木が生きてたのが柊木に良かったのかどうかは知らないけどこうやって喋れるのは割と楽しいし。あんたとyouが望むなら、まー浚われるのはともかく、手は尽くすわよ」
《神出鬼没》:「……」
一式:「ってところで、さあ聞かなかったことにしなさい。」「何やりに来たか知らないけど、エディエッタまがいのことするならはたくじゃすまないからね」
《神出鬼没》:「終わったらね。言っただろ。それとは別に、FHでやらなきゃ行けねーことがあるの」
一式:「もうA市キャパオーバーなんだけど」
《神出鬼没》:「《医学博士》のことは──……あいつはあんな形でしか生きられなかったけど、生かしたかったからなあ。あんな形になったのはちと後悔はしてるよ」
《神出鬼没》:「でも、キャパオーバーってのはこっちの知ったことじゃないよ。」
一式:「わざわざA市にきといてこの言い草。支部長が拙いワードアートで絶対人が集まりっこない広告つくっても人来ないのに。」
《神出鬼没》:「鶴賀谷はもうちょっと広告作りの腕磨いた方がいいと思うんだけど?」
《神出鬼没》:「守宮紫陽花。一式サンも覚えてるんだろ」
一式:「エディエッタはちょっとしか会わなかったけど、あれじゃあ生きづらそうだったわね……」
一式:「(ノーコメント)<鶴賀谷」
《神出鬼没》:「《史上最悪の幸運》は、彼女の作ったシステムを壊したい。そのシステムがA市にあるなら、必然A市に来るなってのは無茶な話だ」
一式:「なんで壊したいのかも言われずにそう言われてもね。」
《神出鬼没》:「──……、……知ってるけど、言わない」
《神出鬼没》:「それがあいつのためだからねえ」
一式:「どいつ。」
《神出鬼没》:「《史上最悪の幸運》」
一式:「守宮とかこのシステムが肯定されるべきものだ、とは言えないけど。かといって命かけて作ったのをはいどうぞーって縁もゆかりもない奴の為に壊させる訳にもいかないわねぇ」
《神出鬼没》:「そうだろうね。でも、僕はあいつを一度放り出してった責任があるもんで、そうも言えない」
一式:「あんたそういうとこ結構気にするわよね。まぁ、一応は気にしてた異母妹より優先するんだから、こういわれて辞めるとも思ってないわよ」
《神出鬼没》:「わかってもらえてないより。──スマホあるかい」
一式:[]
一式:間違えた
GM:絶句ワロタ
一式:持ってないと思ってんのかよ???
GM:しかも噛んでた なにより
一式:っていう絶句かな
一式:「そりゃ、あるけど」って取り出そう
《神出鬼没》:「ちょっとメール画面でもいいや、そいうの出して」
一式:「(しゃっしゃっ)出したけど」
GM:キミの隣から手を伸ばして、彼は画面をスワイプしていく。
《神出鬼没》:『《黄泉孵り》には近づかないで』『《黄泉孵り》はyouを取り返すように動いてる』
《神出鬼没》:『《黄泉孵り》はああいう人だから、それ以上に何があるかは僕にもわからないけど』
一式:どういうヒトだよ!!!!まっどかよ!!!
GM:聞けよ!!!!!!
一式:黄泉がえりの顔とか知ってる?
GM:全然知らない
一式:なるほど
GM:ぶっちゃけ名前しか知らないレベル
一式:名前はかねがね
一式:しゃしゃっとしよう
一式:『まっど?』『《黄泉孵り》の特徴は』
《神出鬼没》:『おそらく古代種。僕が初めて会った時から老けてないしね』
《神出鬼没》:『わりとどこにでもいそうなおやっさんだよ。奥さんはもう10年前に亡くなってる。いい人だったけどね。』
《神出鬼没》:「ベロベロによんだ柿食わしてくれたんだよね」
《神出鬼没》:『特徴って言われて出てくるような特徴はないよ。それこそサイレントストーカーみたいにね』
《神出鬼没》:『ともかく、』
GM:そこまでスワイプした手が止まる。は虫類館から子供が二人出てきて、出口できゃあきゃあとはしゃいでいるのを横目で眺めて、
一式:こっちもなんか続きがあるのかなってまってたwwww
一式:『見て避けれる特徴ないじゃない』
《神出鬼没》:「散野福朗」
GM:突然そんな名前だけをつぶやいたあと、掻き消すように子供二人に手を振る。
一式:旧姓はわかるけど知ってる名前?
GM:パパだよ
《神出鬼没》:「──二人とも、そろそろ帰るよ。飯の時間になるだろ」
一式:やっぱりぱぱかよーーー
GM:どこで気づいてたんだよーーーーー
一式:「あ、」『言い忘れてたけど、ゴスペルはあんたがいきてるのしってる』「あと、えーと、柿が2回落ちて潰れるの見たくないから」
一式:ってシャシャッとしつつ早口でいっとこう
《神出鬼没》:「あー……」
一式:いつからパパになってたの
《神出鬼没》:「しばらくは会えないな。……まあ、柿は潰れないのが僕も嬉しいけどさ」
GM:どういう意味だよ
一式:「そう。」「(youなんか言っとくことある?)」
一式:設定上いつ決まったのかなって
GM:紫陽花が死んだあたりかな……
一式:まあまあ早かった……
GM:私の脳内では決めてあって
GM:シナリオに生かそうと思ったのは今回から
GM:今回って言うか、このキャンペから
一式:ふくろうそれでかよwww<私だから
一式:なるほど
you:「──……」「ちゃんと寝ろよ。って。あと、」「僕のことは気にすんな って。」
GM:パパの名前を聞いても動揺しない一式サン
GM:そう。って表情ひとつ動かさずに言って内心で「貴様か。」ってなってそう
一式:貴様か。わろた
一式:パパ、そういうヒトだったの……
一式:なんか前に花の時に出てきたときはまともそう……?だった…?わからないけど???
GM:黄泉がえりだってまともかもしれないだろ!!!
一式:「ちゃんと寝ろ。あと、気にするなって。」「じゃあ、また」
一式:まともかどうかを伺ってるわけだよ!!!!!
一式:いやほら
一式:元からそういうヒトならそういうヒトだし……
《神出鬼没》:「──……、……youも。って言っておいて。聞こえてるかもしれんけど」
GM:あぁ~
GM:んーー
一式:うん?
GM:子煩悩などこにでもいるパパ
GM:って感じだけどFH
一式:ていうか、それならべろべろの柿食わせてたのママじゃねえか
GM:そうだよ
GM:しかも
GM:>>10年前に他界<<
一式:おう。
一式:出た直後かな……???
GM:どっぺるはしらなかったんや、許したれや
GM:それくらいかな?
一式:一式が知らなかったことを知らなかったんだな
一式:うん?ていうか、一式が散野ってことを知らなかったの?
一式:あ、あと了解です<子煩悩FH
GM:ウン
GM:ラブリーガーデナーってずっと言ってるだろ
一式:あーやっぱりそれでか
一式:なるほど
一式:ラブガデの弊害
GM:ラブガデ(弊害)
一式:「(だって)」
you:「……」「……失礼なこと言うなって言っといて下さい。誰のとこに預けたんだって」
一式:「失礼なこと言うな、誰のとこに預けたんだ、ですって。あんたより賢い」
《神出鬼没》:「……あはは、違いないね。失念してた。」「それじゃ。」
一式:「はいはい、元気でいなさいよ」
《神出鬼没》:「そっちも。多少の縁って言うんだっけね、これも」
GM:駆け寄る子供たちの頭をぽんと叩いて、彼はベンチから立ち上がる。だあれ、なんて聞く子供らの声に子供連れのお母さんだろなんてそんな適当な説明をして、キミに軽く手を振って、
一式:「あんたの場合、例えにも洒落にもなってないけどね……」
一式:軽く手を振り返しとこう
GM:それよりお前ら宿題やれよとか、学校やだとか、先生に迷惑掛けてんだろとか、友達がどうだとか……、そんな会話が漏れ聞こえて、そして遠く、夕闇の中に三人の姿は消えていく。
一式:「(ってことでまだしばらくはyouはうちに居候みたいねぇ。少しはすっきりしたし帰りましょうか)」
ダブル:「(o・_・)ノ」
you:「兄ちゃんぶるなよ……(よしよしされる)」「はい。……ありがとうございます」
一式:すごい
一式:弟ができてダブルが落ち着いた…・;・・
GM:はるかあああああああああああああって叫んでないもんね
一式:うむ
一式:落ち着いた……
ダブル:「(はるかだからあたりまえ)」
一式:通ってきたゲートで帰ろう
ダブル:「(どやあ)」
一式:「(はいはい)」
GM:フェニックスがパパだって知ったのにガチで動揺してない横の人!
一式:「(それにしても、母さんが10年前に死んでて、あの父親が《黄泉孵り》……?)」
GM:してないよこの人!
GM:してた!
一式:「……。」
一式:「(《黄泉孵り》かどうかとか関係なく会いたくないわー)」
GM:墓参りしろよ
一式:パパのCNってフェニックスだったの!!!???
GM:というところでしめて会いたくない《黄泉孵り》のシナリオロイスをあげるよ
一式:心の中で参るよ
一式:はーい
GM:桐哉が通報しなければ霧谷さんから情報でサクッと終わらせるはずが
一式:長くなったね……
一式:めっちゃ長くなったね……
桐哉:なんか…ごめんね…(一週間ぶり二回目)
山田:でも必要なシーンだとおもうの…
一式:霧谷さんから、フェニックスってちるのっていうんですっておや?そういえばらぶしきさんの旧姓も(ry
一式:って言われる予定だったの?
GM:別情報も出しながらどうやってパパの話に持っていこう……って思ってた
GM:いや、散野までは出す予定なかった
GM:けど
一式:フェニックスの話にどうやって行くんだろ……って思ってた
一式:あぁそうなのね
GM:これだけの情報でシナリオロイスは不自然だなと思って付け加えた
一式:もともとは、フェニックスが絡んでるよってだけだったの?
GM:ウン
一式:なりゅ
GM:もっと後で出すつもりだったけどまあこれはこれで
一式:父だし、懐旧/●厭気でとったよ
GM:というところでシメルヨ!
一式:はーい