25.遺言

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《神の御言葉》「……お前が何を言っているのか全くわからないんだが」
《神の御言葉》「――まあ、いい。事情は理解した。細かいことは聞かなかったことにしよう。」
《神の御言葉》「いくつか方法はあるが……聞くか?」
《神の御言葉》「――そうか。わかった。都築殿に依頼しておこう。ちょうど東京にいる」
《神の御言葉》「それにしても」
《神の御言葉》「――……そういうところどうかと思う」
《神の御言葉》「聞いてはいる。A市に因縁ばかりあるものだな」
《神の御言葉》「ハイドランジアシステムか。……俺にはどうにも理解できないが」
《神の御言葉》「まあ、FHの連中はそうだろうな」
《神の御言葉》「《不愉快な天運》だったか」
《神の御言葉》「……《はた迷惑な天運》だったか。」
《神の御言葉》「そういうの、どうかと思うよ」
《神の御言葉》「まあ、……止めんよ。《天罰》もそうだろうさ」
《神の御言葉》「謝罪をすぐ口にするのは日本人の悪いところだな」
《神の御言葉》「まあ、……うまくやれよ」
《神の御言葉》「情や恩なんぞ俺には興味もないが、」
《神の御言葉》「戦友という言葉くらいは知っている」
《神の御言葉》「――ああ。またな」
《神の御言葉》「声が聞けて良かったよ。席は空けておく」
《神の御言葉》「あと、永井弟の電話を止める方法はいつでも募集中だ」