33.隠蔽、決壊
ScenePlayer:早川桐哉 / Place:長谷川宅
GM:翌朝、キミハス古式になって、
GM:すまない途中送信
桐哉:フルハスを視認してしまった
GM:翌朝、キミは少し気になって、長谷川宅へと彼女を迎えにいったわけだ。
けれどいつになっても彼女は出てこない。両親はとっくに出勤していったのをキミは見ていたが、彼女が登校する時間になっても扉は閉まったまま。
桐哉:両親とすれ違ってたら頭くらいは下げた感じかな……
GM:両親とはすれ違わなかったかな! めっちゃ早朝出勤かな!
GM:なので家事とか長谷川がやってるし
GM:さておき、キミはやっぱり気になって、扉に手をかけた。鍵はかかっていなくて、それは両親が娘もまたすぐに出かけると思っている証拠だ。
扉を開けても声をかけても、室内から何らの応えもない。
桐哉:めっちゃ早朝見てたの?? ともあれそういうことならお邪魔しますしよう
GM:アレッほんとだ
みてたい?
桐哉:あ、そんなめっちゃ入るっていうよりこう…
GM:ご挨拶する?
桐哉:コンコンして反応なかったらちょっと扉開けて見ちゃう感じのとこ辺りの
桐哉:両親見るのはどちらでも大丈夫かな…
桐哉:多分出勤時だと前述みたいにすれ違うくらいだと思うので…!
GM:扉を開ける。室内からは応えはない。真正面に見えるビーズのれんの向こう、動く人影はない。
左手の化粧板の扉は洗面所だろうか。刺繍めいた布の飾りが静かにぶら下がって、キミの声も吸収している。
狭い廊下の真ん中あたり、向かい合った扉のひとつが僅かに開いている。
応えはない。
桐哉:「……長谷川、いるか?」ってもう一度扉の方に呼び掛けて見るけど…
GM:応えはない。
桐哉:軽くノックして、ちょっと待ってから、そっと覗いてみる…
GM:応えはない。扉の隙間から覗けば、起き抜けのように長いTシャツだけを着て、カーパットの床に座り込んだキミの彼女。その両手には業学校の体育袋を握りしめて、声もなくぱたぱたと滂沱の涙でそれをぬらしていて、キミに気づいた様子もない。
GM:カーペットです
GM:小学校です
桐哉:カーパット気付いてなかった
桐哉:「……」ちょっと覗いてしまって悪い気がして、
桐哉:扉の前からもう一回「長谷川」ってはっきり名前呼んでみるよ
GM:ぱたぱたと泣いたままの彼女はキミに振り返らない。ただ、
長谷川叶:「……………はやかわ。」
桐哉:「……ん。」
GM:その唇が緩慢に動いて、キミの名を呼んだ。体育袋を握りしめた手は真っ白に力が込められていて、離れることがない。
GM:あの日体育袋を忘れた少年は姉に呼び止められて、少しばかり足を止めた。そして姉に手を振って、学校へ向かった。たどり着くことはなかった。
長谷川叶:「…………あたし」「のんきに、すごい、のんきに」「なんで、しらんふり。できたんだろ」
桐哉:「……」扉を潜って、近付かせてもらおう。
GM:ふともも なんでもない
桐哉:平時だったらなあ! はい
GM:近づくキミにも顔を上げない。目がまるで体育袋から離せない彼女は、呼吸を思い出したみたいに鼻をすする。
長谷川叶:「あのとき、呼び止めなきゃ って」「ずっと思ってたのに、なんで」
桐哉:「……ずっと気にしてただろ」「あの公園の時だって、弟のこと考えてただろ。しらんふりなんて、してなかった」
長谷川叶:「考えてた けど。目、そらしてた」「悲しいのも、くやしいのも、ほんとはなんてことなかったみたいなふりで」「……」
長谷川叶:「どうしよう。悲しいよ。くやしい。なんでって、ぐるぐるしてる。どうしようもないの。どうしようもなくて、何もできないのに、」「こわい。どうしよう」
長谷川叶:「はやかわが、……なぐさめてくれて。そんなこと、ない。って言って、くれて。」「でも、かなしいの。くやしい。何にもできないのも。何を恨めばいいのかもわからないの。」
長谷川叶:「そんで、……手が、離れないの。でも」「明日になったら、また、いつもみたいに学校に行くんだ。いつもみたいにご飯作って、寝て。パパとママにおはようって言って……あいつの分のお弁当は、作らなくて」
長谷川叶:「それが、日常になっていって」「こんな、悲しいってのも忘れていって」「でも、立ち止まって、いられなくて」
長谷川叶:「……それが、すごく、悲しい。」
桐哉:「…………」
桐哉:「……、……つらい、よな。」傍にしゃがみ込んで、手に触れてあげたい
GM:触れた手が逃げることはなくて、塗れた手の甲は気化寝てうのせいか少し、詰めたい。
GM:えっと
GM:気化熱 と 冷たい ね
桐哉:はい
桐哉:あってた!
GM:ちょっともう少しここ詰めたいとか言ってたのが
長谷川叶:「……、うん。」
桐哉:「時間も、なんも待ってくれねーし、俺は、答えを出してやれねえ、けど」「……でも、一緒に立ち止まることはできっから」
桐哉:「……今でも、これからでも、日常に戻りきれねー時が来たら、こうやって、傍に居る」
長谷川叶:「………、……うん。」
GM:開きっぱなしだった瞳を一度ぎゅうと彼女は閉じて、キミの触れた手に額をこすりつけるように、キミと弟に近づくように蹲って、
長谷川叶:「…ありがと、……」
GM:言葉と、はっきりとした嗚咽。
GM:それだけが、今朝の顛末だ。
GM:あとRPでしめます!
桐哉:「……おう」もう少しだけ身体寄せて、
桐哉:「……(だから、もう)(一人っきりで、泣くなよ)」こっちの言葉はかけず仕舞いで。
桐哉:そんなところで〆で!!
GM:ふともも
GM:〆で!!!
桐哉:平和だったらなあ!!
山田:襲っちゃうの?
桐哉:衝動判定失敗したらちょっと危ないかもしれない
山田:平和だったら学校さぼって不純異性交遊しちゃうの?
桐哉:長谷川ちゃんを不良の道に引き込むわけにはいかないのでは???
GM:まだ名字よびしてる関係なのに…
山田:一線超えてしたの名前で呼び出す
桐哉:明らかになんかあった感じだってバレちゃう