16.《優しい夜明け》
ScenePlayer:守宮紫陽花 / Place:A市、某所
GM:何事もなかったかのようにシーンを再開するよ
紫陽花:あいよぅ
GM:侵食値ダイスお上げよ
紫陽花:わすれてた
紫陽花:1d10+80 侵蝕値上昇
DoubleCross : (1D10+80) → 2[2]+80 → 82
GM:……あれから君は彼に誘われ、彼が宿をとっているというホテルへと移動した。
GM:※ラブホテルじゃないです
紫陽花:はい
GM:そこで彼は言う。FHにおける彼の名。キミは聞いたことがあっただろうか? とどめの一撃《クーデグラ》という名を。
紫陽花:あるようなないような……くらいかな
GM:ソファに腰かけた彼は、キミに暖かな紅茶を飲むよう促しながら、尋ねる。
とどめの一撃《クーデグラ》:「……私がFHと知って、軽蔑したかい?」
紫陽花:この紅茶HP回復しねえかな……
GM:お、応急治療きっと(紅茶)で2d回復していいよ……
紫陽花:「…………正直、複雑なの」
紫陽花:やったー!!!!
紫陽花:2d10 !!!
DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10
とどめの一撃《クーデグラ》:「そうか……」
紫陽花:「私は……UGNの、リヴァイアサンに命を救われて。それからずっと……UGNにいたから……」
GM:どこか残念そうに彼は目を伏せ、自身もまた紅茶をすする。
とどめの一撃《クーデグラ》:「……私は何もできなかったな。その点においては、UGNに感謝しなければならないね。」
紫陽花:「何度か、FHの人達と戦ったこともあるし。……手を組んだ、ことも、あったけど」俯いて紅茶をすする
とどめの一撃《クーデグラ》:「FHだから、戦ったのかな。……俯くのは、FHと手を組んだから?」
紫陽花:「…………FHだから……だけじゃ、ないわ。UGNとしての立場もあったけど、……私の友達を殺された」
紫陽花:「……………」後半の質問には沈黙
とどめの一撃《クーデグラ》:「…辛かったね。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「友達を殺されたら、きっと私も戦うだろうね。だから、そう俯かなくていいのだよ、紫陽花。」
紫陽花:「……お父さんは、お父さんだし。FHにも、話せる人が居ることも、わかってるけど。でも、それだけじゃ納得できないことも、あるわ」
紫陽花:「だから、複雑」
とどめの一撃《クーデグラ》:「そうか……私は、紫陽花の友達を殺したかな?」
紫陽花:「…………でもそういう言い方、いや」「友達とお父さんを、天秤にかけるみたい」
GM:あ、うーんとまあいいや
紫陽花:質問の意図を間違えて受け取ったかもしらぬ
とどめの一撃《クーデグラ》:「すまない。……私はUGNであろうと、FHであろうと……関係ないと思っているから。」
紫陽花:「……うん。……お父さんは、お父さん」大事二度
とどめの一撃《クーデグラ》:「ありがとう。……紫陽花、話をしようか。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「辛いことがたくさん、あったと思う。一人であやめちゃんの面倒も見て、辛い思いをさせたと思う。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「全部聞かせてくれるかい。不甲斐ない父親でも、何かできることを考えたいんだ。」
紫陽花:「……ありがとう。……本当に長くなるけど……」
とどめの一撃《クーデグラ》:「構わないよ。ゆっくり、紫陽花がどう思ったか……話したいだけ、話してくれればいい。」
紫陽花:スーパーかくしかタイム
GM:途中で泣いたら抱きしめてヨシヨシするよ
紫陽花:過去の恨み言から先日の事件まで長々と
紫陽花:藤島くんのところは何故か言葉を濁す
GM:ヨシヨシするけど藤島君の所で困ったみたいに撫でるよ
紫陽花:まあ困るな……
とどめの一撃《クーデグラ》:「話し疲れたかい?」
とどめの一撃《クーデグラ》:「辛いことがたくさんあったね。でも、」
とどめの一撃《クーデグラ》:「本当に。ずっと頑張ってきたね、紫陽花。」
紫陽花:「………」ぐすん
どどんとふ:「鶴賀谷」がログインしました。
とどめの一撃《クーデグラ》:「一人で、ずっと抱えて。大変だったね。」
GM:おじさんだァー!
紫陽花:「……頑張れてた、の、かな……私……」
とどめの一撃《クーデグラ》:「紫陽花、顔を見せてごらん。」
GM:そう言って彼はキミの顔を覗き込む。
紫陽花:「……?」
GM:覗き返す?
紫陽花:ウン
とどめの一撃《クーデグラ》:「……うん、頑張っていたと思うよ。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「こんなにしっかりした顔をしている。……私は、紫陽花を誇りに思うよ。」
GM:そういって彼はキミの前髪をかきあげるようにゆっくりと頭を撫でる。
紫陽花:ちょっと嬉しそうな照れくさそうな顔してよう
紫陽花:安定の(゜-゜`)変換
GM:嬉しそうな照れくさそうな(゜-゜`)
GM:さておきえーと、じゃあまあ話し終えた頃にお昼を回る頃になってご飯を食べよう(提案)
紫陽花:ごはんー
GM:ご飯を食べた後にまたお話したいむだ
とどめの一撃《クーデグラ》:「……紫陽花、その力を今後どうしたいと思う?」
紫陽花:「……………」
紫陽花:「もしも、だけど」
紫陽花:「なくせるなら……なくしてしまいたいって、思う」
とどめの一撃《クーデグラ》:「辛い思いを、したから?」
紫陽花:「したし、……させたの」「この先、また取り返しのつかないことが起きたらって思うと……」
紫陽花:※起こします
とどめの一撃《クーデグラ》:「……。……そうか。」
GM:※
とどめの一撃《クーデグラ》:「……ひとつ、方法は思い至らなくも、ない。」
紫陽花:「………、え?」
とどめの一撃《クーデグラ》:「私もFHで、特異点《シンギュラリティ》について、調査はしてきた。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「それはいわば……神の因子とも言えるだけの力がある。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「運命を書き換え、あるいは因果律を……望むままに。けれど、その力は使い方を許してはくれない。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「……本当に、失うことを望むのなら。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「紫陽花。紫陽花に特異点《シンギュラリティ》のない、世界を望めば、あるいは。」
紫陽花:「私に、……特異点《シンギュラリティ》の、ない、世界……」
とどめの一撃《クーデグラ》:「その血からが本当に、世界を書き換えるのなら、ね。」
とどめの一撃《クーデグラ》:力ね
紫陽花:「…………この力が、なかったら」
紫陽花:「誰かを不幸にするとか。何かを失うとか。……そんなことを思わずに、友達と笑ったり。部活で一喜一憂したり」
紫陽花:「……すきなひとの、手を握ったり」「できるの、かな」
紫陽花:「もし……もし叶うなら、……私」
紫陽花:「そのお願いで……最後に、するから、……願ってもいい?」
紫陽花:またでけえ願いを叶えようとするやつ
GM:彼はくしゃり、とキミの髪を撫でる。
とどめの一撃《クーデグラ》:「……実は、そういうんじゃないかと。少し、思っていたんだ。」
紫陽花:ユイカミの件が引っかかってはいるけどね……あれも自分の願いで大惨事だから……
とどめの一撃《クーデグラ》:「私にその手伝いは……出来ないかと、そう思っても、いた。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「先ほどいただろう。グレートヘン…今は散歩に行っているけれど。」
グレートヘン:(HPあがりましたからねー)
グレートヘン:(動かないと太ってしまいますー)
紫陽花:「グレートヘン……そういえば、あの方は一体?お父さんの、秘書みたいなものって」
とどめの一撃《クーデグラ》:「あいつはレネゲイド・ビーイングさ。……紫陽花の助けになると思って、連れてきた。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「あいつはある種、望みをかなえることに固執している。そして、それだけの力もまた、持っている。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「あいつにその望みを話してごらん。きっと、……そうだね。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「友達と笑ったり、部活で一喜一憂したり……」「私が、紫陽花の彼氏に拗ねたりするだろうね。」
GM:最後に彼はおどけたようにキミの頭をポンと叩く。
紫陽花:「か、彼氏とまでは言ってないわ!」あわわ
とどめの一撃《クーデグラ》:「ははは、それは安心した。……でもきっと、良い人が現れるよ。」
紫陽花:「……もー」恥ずかしそう
とどめの一撃《クーデグラ》:「ああ、もし彼氏にするなら、あまり体が弱い少年は避けてくれよ。」
とどめの一撃《クーデグラ》:「紫陽花さんを下さいと言われて、殴らずにいる自信がないんだ。」
紫陽花:「お父さんが一般人殴ったら死んじゃう」
とどめの一撃《クーデグラ》:「手加減は……。……出来ないかもしれないな……」
GM:わざとらしく渋い顔などをして見せて、彼はまたキミの頭を撫でた。
紫陽花:「お父さん……」ちょっと笑って撫でられる
とどめの一撃《クーデグラ》:「……じゃあ、グレートヘンを呼ぼうか。」
紫陽花:「………うん、おねがいします」
GM:彼は微笑み、携帯を取り出した。
GM:そして。
GM:やってきた女にキミは願いを伝え。
GM:女は緩く笑い、そしてキミを優しく抱きしめた。
GM:ゆっくりとまぶたが落ちる。
GM:そうしてキミに、新たな夜明けが訪れる。
GM:紫陽花。この時点から、キミのすべてのシンドローム、Dロイスを剥奪します。
紫陽花:お
GM:キミはただの守宮紫陽花。父と妹と三人で暮らす、ただの女子高校生。
紫陽花:能力値とか侵蝕値もすっから?
GM:データ的には保持するよ
紫陽花:あ、それははい
GM:ていうかシンドロームなかったら0001とかなっちゃうから……
紫陽花:わろた
GM:ああ、剥奪って言うより封印って言ったほうがいいか
紫陽花:あーにゃるにゃる、了解しました
GM:オーヴァードなど知らず。小さな恋をしているただの少女。
GM:それがキミだ。
紫陽花:ワーイ
GM:すごく平和な日常って事でいいのかな?
紫陽花:あ、はい、普通の日常が欲しかった(切実)ので
GM:はいはい
GM:キミは目を覚ます。
GM:……どうやら学校で居眠りをしてしまったようだ。
GM:友達が「やもり、髪の毛喰ってるよ」なんてからかう。
GM:夕暮れ。あの夕焼けはとても赤い。
GM:とても赤い……
GM:早く帰ろう。妹を学童保育から迎えに行かないと。
GM:キミは友達と連れ立って、学校を後にした……
GM:というところでシーンを〆るよ!
紫陽花:はーい!
紫陽花:普通の女の子に戻ります!!
紫陽花:戻りま……もど……
紫陽花:元々普通じゃなかった
GM:普通の女の子になります!
紫陽花:なります!!!