23.《and I will stand》
ScenePlayer:一式悠 / Place:UGN A市支部
GM:今日は記者の仕事はない。そのかわりに夫と一緒にUGN支部へと出勤する日だ。
GM:と言っても、過去の事件資料に目を通すくらいの仕事くらいしかできないが。……何しろ今はジャームの出現も減り、平和そのものだから。
GM:そろそろお昼の時間だ。夫の所に弁当を持って行こうか。
GM:キミはそんな事を思いながら、書類が山積みの支部長席を横目に立ち上がる。
一式:(この資料見るの何回目かしら……ねむ……)(ジャームも少なくなった……し……?)
一式:書類が山積みの支部長席って変化なかったりしないだいじょうぶ
GM:ネームプレートが前の支部長の名前になってる位
一式:おじさんの机も山盛りだったのか……
一式:じゃあまぁ旦那のところに弁当持ってこう
GM:えっ、はい
GM:むしろ山盛りじゃない支部長席なんて……
どどんとふ:「紫陽花」がログインしました。
一式孝人:「ああ、はるちゃん。もうそんな時間か。みんな、先にお昼もらうね。」
一式:あっはい
GM:経理兼総務兼庶務兼法務兼……とにかく事務系の何でも屋部のブースで彼は立ち上がる。
彼は主任で、2人の部下が「は~い」「いいなあ愛妻弁当~」などと声を上げた。
一式孝人:「うるさいぞー。何を言われてもはるちゃんの弁当は譲らない!」
事務員:「いいじゃないですかあ、けちぃ」
一式:何でも屋ブースwwww 「そんな時間だよー、お腹減った。あろえちゃんが弁当作ってくれる旦那は募集してたわね」
迫山:「あの人、舌が肥えてるから……」
結川:「え~、何でもおいしそうに食べますよ~」
GM:部下の二人は抗議と雑談を交わしながら、外へと昼を食べに出ていく。
一式孝人:「応接で食べよっか。」
GM:夫はキミの肩にポンと手を置いて、書類を片手に応接へと向かう。
GM:行きがけ、ばさりと支部長の席に書類を置いた。それはあまりにも自然な動きだった。
一式:「さっさと誰かとくっついて孝人さんにへばりつくの止めてほしいんだけどなー。」と応接に向かい際。「……そこ溜まる一方ねぇ……」
一式孝人:「そうだねえ。はるちゃんの仕事が増えるばっかりだ。」
GM:……それもそうだ。支部長がいないなら、エージェント単位での処理が必要だ。あの山の一部はキミが切り崩す必要がある。
GM:夫は何気なくそう言って、応接に座る。キミから弁当を受け取り、「舛川さんも悪い人じゃないんだけどねえ、」なんて言いながら弁当を開けた。
GM:FSは好きなタイミングで宣言してね
一式:あ、そうだった<好きなタイミング
一式:「えっ」
一式:「あれやるのって支部ちょ…………。……は、いないからそっかまた私かぁああもう私の机に積んでもらえばいい気がしてきた……」
一式:机の様子は変わんないけど私以外にやる人いた気がするのでFSする!!
一式:【マイナー】《オリジン:レジェンド》5/マイナー/自動/自身/至近/2 /そのシーンの間行う【精神】を使用した判定の達成値+[Lv*2]
一式:8dx10+4+1+10 〈意志〉 思い出の一品:達成値+1
DoubleCross : (8R10+4+1+10[10]) → 10[3,3,4,6,7,9,10,10]+10[6,10]+8[8]+15 → 43
一式:よっしゃぁあ
一式:この書類をやるのは支部長
一式:じゃ、じゃーむだってもっと多かった気がしてるんだよ
一式:はとぶれとか
GM:わろた
GM:シークレットダイス
GM:スゴイ一気の盛り上がったわね
GM:えーと、+5だから7かな
一式:わーい
一式:次でいける
GM:知ってた
GM:むしろそうなるって知ってた
一式:+5なかったら次はさすがに無理だww
GM:一式サンならそうなるって知ってた……
GM:あ、FSいじっておいてネ
一式:あ、はーい
一式孝人:「じゃあ、」
一式孝人:「いつも通り支部長の席につんでおくね。」
GM:一瞬何かがブレたような空白があった。キミの認識が途切れかけて、それをまるで強制的に戻したかのような空白。
一式:「?」
GM:弁当を開く。
GM:ふやけてしまっているけれど、夫の好物のナポリタンのまいたやつ。
GM:甘い卵焼き。ブロッコリーの茹でたの。アスパラガスに肉をまいたやつ。
GM:ナポリタンと反対側に詰め込まれたプチトマト。
GM:ゴマを散らした白米。いつもの弁当だ。
GM:お腹すいた(沈痛)
一式:「う、うん……」「今日は好物にしてみましたーー」
一式:何か食べてからでよかったんやで……
一式孝人:「やったーー! やっぱナポリタン美味しいと思うんだよね」
一式孝人:「この卵焼き、どっち? しょっぱい? 甘い?」
GM:ここにから揚げ入ってたらGMが爆発四散してた
一式:「いっくんも好きよねぇそれ。」「今日は甘い方ですー」
一式:からあげもいれよ
一式孝人:「味覚は父親似だ。」「めっちゃ好物三昧だ。ありがと」
GM:ちぬ
一式:どーん
GM:(白目)
GM:衣もしっかり味のついたから揚げ……たべたい……
GM:箸を取った時、ブブと携帯が鳴った。
一式:「朝の支度もそっくりよ」「ふふーたまにはね」
一式:「ぁが」
GM:着信を見る。メールだ。
一式:口にいれたばっかのブロッコリーmgmgしながら見よう
GM:マヨネーズ!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:差し出し人は柊木。何気なくキミはメールを開く。
一式:何でそこ強く主張したんだよwwww
GM:本文がにじんで読めない。
GM:マヨネーズのついたブロッコリーは何があってもウマい
GM:ブロッコリーによってはマヨネーズつかなくてもウマい
GM:ていうかブロッコリーウマい
一式:何でもいいから食べてきなさいよ
GM:ご飯炊いてるの!
一式:「うん………?あれ、壊れた?」
一式:そっか!!!!
一式孝人:「樹も喜んでそー。きっとお弁当箱空っぽになってる」
GM:メールを開きなおす。
GM:滲んだ文字が減っている気がする。
GM:もう一度開きなおそうとしたけれど、できなかった。
GM:メールは消えている。
一式:「ナポリタン少ない!って帰ってきていいそうね」(しゃっしゃっしゃっ)「あれぇー」
一式孝人:「残り食べる! ってピョンピョン……どうしたの?」
一式:「しそうよねぇ……あぁ、いや。リョウからのメールが消えて」
一式:「消してないんだけどな……」
一式孝人:「? あぁ、※※※くん。」
GM:一瞬、音が途切れたような気がした。
一式孝人:「操作ミスっちゃったとか? 送り直してもらえば?」
一式:「?」「あ、うん、柊木……」「そうね、今度はりんご買いすぎたーとかかもしれないけど」
一式:ごめんーメール間違って消しちゃったみたいでもっかい送ってー。ってメール送ろう
一式孝人:「いつも買いすぎてるよねえ。生活大丈夫なのかな。」
GM:送った数秒後。着信がけたたましく鳴る。
一式:「そういやいつもね。買い物下手よねぇ。まぁ、イリーガルもそこそこ貰ってるでしょうけどーっと」
GM:……イリーガルに報酬を出すのは、経理部の仕事だけれど。
一式孝人:「そうかもね。……あ、この肉巻き美味しい。」
一式:とりあえずメールだか電話だかとろう
GM:あ、でんわだわ
一式:「……手伝ってもらったときは出してるわよね?−−よかったーちょっと電話とるね」
一式:電話出るよー
柊木リョウ:『ちょっと一式サン、』
GM:ザザザザザザザ。
一式:よく考えたら最終的におけー!って出すのも一式だな
GM:電波障害だろうか。言葉が聞き取れない。
一式:「はーいーちょっと!聞こえにくいわよこれどこいんの!」
GM:支払う報酬を知らない二人。
GM:夫は頷いていたけれど、キミの様子に卵焼きを咀嚼しながら不思議そうな顔でキミを見る。
一式孝人:「どうしたの?」
一式孝人:「これおいしい。しょっぱいのも美味しいけど、弁当には甘いののほうが好きだな。」
一式:「めっちゃノイズってて聞こえづらくって。ここ電波大丈夫なとこなのになぁ。 りょーーーうーーー!!」
一式孝人:「そうなんだ。樹も甘いの好きだよね。」
GM:ザザザザ。ザザザザザザ。音が揺れる。乱れる。ノイズしか聞こえない。まるで何かのフィルターを掛けられたかのような。
GM:その隙間から、
柊木リョウ:『現実が、』
GM:ザッ。
一式:「そうねぇ。甘いのにしてーっていつもいうし………。って本当に聞こえないわねこれどこいんのかしら」
GM:その音を最後に、通話が切れた。
一式:「……?」
一式孝人:「でもビールにはしょっぱいのがいいんだよねえ。」
一式孝人:「日本酒には甘いののほうが合うかな……」
一式孝人:「……はるちゃん。」
一式孝人:「ブロッコリー半分食べない?」
一式孝人:(嫌い)
一式:「きれた。——晩酌の時にはいっくんねてるし好きなの……いっくん今頃頑張って食べてるんだけどなぁ」
一式孝人:「……は、半分……」
一式孝人:「樹は一口じゃん……??(震え声)」
一式:「全部食べたー!!パパちゃんと食べた?って聞かれるわよ」
GM:夫は、キミが電話にかかずらわってた事も知らないように、ブロッコリーを前に渋い顔をしている。
一式:言いながら電話かけなおしてみるけど
一式孝人:「う、嘘は付けな……うう」
一式:「がんばって!」
GM:渋い顔のまま、目をつむって彼はぽいとブロッコリーを口に放り込んだ。
GM:掛け直す。すぐに電話は取られた。
GM:けれど、何も聞こえない。
一式:「がんばったー!(なでなで) あ、でた。リョウ—」
一式孝人:「(もぐもぐもぐもぐ)んむむむむ……(涙目)」
GM:無音。無音。無音。
一式:「(しばらくださないであげよう)」
一式:「りょーーうーーー」
GM:……プツン。通話がきれた。いや、きられたのか。
一式孝人:「っぷは、食べたよー、はるちゃん」
GM:通話をしている(ていの)キミに、夫は構わず話かける。
一式:「……なんかあったのかしら」
GM:キミが通話をしているということは、夫にとって気にすることではない事らしい。
GM:あるいは。
GM:……
GM:夫は肉巻きを美味そうに食べている。
一式:「え?あ、うん。えーと、孝人さん頑張った!(なでなでー)いっくんにも嘘つかないでいいわね。」
一式:(もうちょっと気にしてくれてた気がするんだけど……?)
一式孝人:「息子に嘘つくのやだもんなあ。(なでられ) 樹に自慢しちゃろ。」
一式:「いっくんも自慢するために頑張ってるわよきっと」
一式孝人:「自慢し合いだなあ。本読みの前に時間かかりそ」
一式:「ちゃんと本読みの宿題してあげてよー」
一式孝人:「だいじょぶだいじょぶ。今日はスローだからたぶん眠くならないし!」
一式:別に今はジャームとか出てないもんねぇ
一式孝人:「結川がしっかり書類まとめてくれるからなあ。主任は楽です(もぐもぐ)」
GM:出てないねえ
一式:「今日寝たらいっくんの信用ガタ落ちだからねぇ」
一式孝人:「こないだ跳び蹴りされたからな……」
一式:永井雄志の方、知ってたら電話かけてみる……?
GM:知らないなーさすがに……
一式:「飛び蹴りはよくないけど寝た孝人さんも悪い」
一式:この世界でも知らないかー
GM:リアル世界でもあったことないやん!
一式:ないけど!!!!
GM:むしろFSしていいよ振りだったなんて
一式:あれ
一式:シーン区切るのかなって思ってた
一式:いつ区切るんだろーって思ってたわwwwwwww
GM:あ、いやそういうことはない別に
一式:あ、そうなのね
GM:多分一式の事だからどうせ一発のシーンで突き抜けるやろ……侵食値節約しよ……くらいの気持ちで続けてた
一式:あっなるほど……なんか1シーン1回なのかなって勘違いしてたじゃあフル……
一式孝人:「そうだけど……本気のキックは痛い……」
GM:その制限ないからすきに振っていいよー
GM:なお明らか内ヘンなのでC-1
一式:8dx10+4+1+10 〈意志〉 思い出の一品:達成値+1,レジェンドー FS判定
DoubleCross : (8R10+4+1+10[10]) → 9[2,3,3,6,6,7,9,9]+15 → 24
GM:おそかった
一式:えーと2個ふっていい?
GM:うん
一式:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[4,4] → 8
一式:28か。残念
GM:というかまだボーナス出すところだったけど間に合わなかったから+2していいよ
一式:ごめんね!!!!!
一式:じゃあ30です
GM:おそかったから!!!
GM:明らかに変なので を誤タイプする程度に
GM:はい
一式:急いでくれたのは伝わった……
GM:知ってます
GM:突破ですよね
GM:知ってます……
一式:はい。リビルドでレジェンド上げててよかったです
GM:はい
GM:ぶつん。
GM:キミの認識が砕ける。
GM:視界内の光景が、まるでスクリーンに映ったものかのように遠くなる。
GM:ばり、ばりばりばりばり。
GM:そしてそのスクリーンが、破れ落ちていく。
GM:平和な支部の中。
GM:その光景が砕けて消えていく。
GM:めくれたスクリーンの裏、廃墟のようにほこりにまみれたA市支部の内装。
GM:破れた窓ガラス。
GM:塗装の欠片が散乱した庶務課のデスク。
GM:支部長の席のネームプレートには「鶴賀谷」とすすけて残る。
GM:窓の外は曇天。
GM:弁当など、ない。
GM:そのちぎれたスクリーンは夫にも及ぶ。
GM:べり。
GM:破れる。床に落ちる。
GM:砕ける。
GM:ごう、風が鳴った。
GM:破れた窓から吹き抜ける風が、キミの頬を打つ。
ダブル:「はるか!」
GM:キミのうちから声が叫ぶ。
GM:キミはスプリングの突き出したソファから立ち上がる。
GM:じゃりとつま先が砂利を踏みつけた。
GM:ただ、ただそこは廃墟だ。
一式:「……。」ぱんぱん「知ってたし。」
ダブル:「はるか? はるか? やったーはるかだー!!」
一式:「私に決まってんでしょ!あんたも今起きたの?」
一式:自分しかいない感じ?
GM:自分しかいないねA市支部
一式:なる
ダブル:「ずっと起きてたけど」
一式:「まじで。何があったの」
ダブル:「もう何日も悠が何言っても返事しないから……」
一式:「えっ」
ダブル:「外の事はわかんねえけど。」
一式:「何日も……?」
ダブル:「急に悠が返事しなくなって」
ダブル:「おれも寝たり起きたりしてたけど」
ダブル:「た、たぶん一週間くらいは……たってる……? いや3日……? そんくらい?」
一式:「えっ。そんなに経ってるの!?」
一式:おなかとかは
ダブル:「たぶん?」
GM:へった
一式:減ったで済むの
GM:おべんとうない
GM:減ったですむなまだ
GM:おべんとうない
一式:「食べてから起きればよかった……!!私ご飯は創れない……!!!」
ダブル:「それ……」
一式:無上厨師とってないからな
ダブル:「夢の中ですげえ美味い飯食べて朝起きて頭抱える奴じゃ……」
一式:「そんなこと言ってる場合じゃなかった。」 ドッペルンに電話かけてみよう
一式:「美味しいご飯目の前にして起きるのも悔しいでしょ!!!!」
ダブル:「そうだけど!! いつもの俺だけど!!」
一式:しかしなんで支部がこんなぐちゃぐちゃなのだろう。ワーディングに巻き込まれるとこうなるの
GM:そんな事があってたまるか
一式:「ご飯ってね」
一式:「美味しいのよ」
ダブル:「はあああああああああるううううううかあああああああああああああああああ」
一式:何があった感じなのかしら
一式:「うっさい!!!」
GM:なんか……爆発かなんか? でも死体はないな
GM:あと、通話の着信もメールもプリキュアドンキ店になってるよ
一式:内側からの……?
GM:外
一式:わろた。プリキュアドンキ店ってなんだよwwwwwwwww
GM:イメージ的にはテロ受けたみたいな感じ
一式:わけわかんねえよwwwwとりあえずメールみるよ
一式:なるほど
GM:でも死体はない
一式:そこに人倒れてたんだろうな的にこう……がれきがそこだけないとかは
GM:内容的には現実を書き換えてるんじゃねえの? みたいなそういう話
あと電話出ろっても書いてあるな最初のメール
一式:なるほど
GM:そういうのはうーーん、知覚してみて
一式:ドッペルン意志判定強い
一式:あ、でも先入ってたのか
一式:4dx10+0 〈知覚〉
DoubleCross : (4R10+0[10]) → 9[2,2,7,9] → 9
GM:先入ってた+オリジンレジェンド積んでる+スキル持ち
GM:一式サンのせいで他には全く使い道のないオリジンレジェンドだからなどっぺるん
一式:あっそうか同じだからレジェンドか。スキルもあるならそりゃ早いわ
一式:ごめんやでどっぺるん
GM:レジェンドとあわないんやで!
GM:んじゃあ、誰かいたなって感じの跡がいくつか残ってはいるけど
一式:でもそれチョイスミスったのは都築
GM:そこから誰かが運び出したって感じはしない
GM:ハイ
GM:都築さんロリババアだからテヘペロすれば許されると思ってる
一式:なるほど。消えたっぽい感じなのかなぁ
GM:そんな感じだなあ
一式:ドッペルロリババアはイノセントで間に合ってるやろ
GM:あれ見た目20後半だからロリじゃないよ
一式:なる。とりあえずドッペルンにかけてみるけど…
一式:言動だけか……
GM:ロリじゃないのに納得されたのかと思ったわ
GM:プリキュアドンキ店――いい加減登録名変えてやれよ可哀想に――に通話を繋げる。
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『……一式サン?』
GM:どこか恐る恐るといった声。その声が掠れているのは先ほどの電話のせいだろうか。
一式:「あ、柊木?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『通じた! ……見えたね?』
一式:そろそろもうなんか隠す必要もあんまないし変えようかな……
一式:「よかった通じた!!!何か平和な世界にいたけど起きたら支部壊滅っていう落差酷いわ」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『呆れるよまったく。……いや、一式サンの平和っぷりにも呆れたけど、――それ。こんだけの威力があるとはね。』
一式:「呆れたって、見てたみたいに!!——そっちはすぐ気づいたの?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『今支部にいんの? ……すぐ、とかカッコいいこと言えたらいいけどね。今朝だよ。』
一式:今昼位?
GM:お弁当タイムだったから昼だね多分外真っ暗だけど
GM:真っ暗って言うほどじゃないか。すごい天気の悪い日みたい
一式:「そうよ。向こうでも支部にいたんだけど……。——負けた悔しい。今まではどうしてたの」
一式:電話しながら外覗いてみよ
GM:壊滅した廃墟のA市がそこにある。
一式:一回部屋の中戻ってみよ
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『まあ、そんだけ日常が大事って事じゃないの。僕本職がアレだからね。』
一式:もっかい覗いてみよ
GM:壊滅した廃墟のA市がそこにある。
一式:「とんとんしたらこの景色も割れないかしら……」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『天罰《イノセント》も神の御言葉《ゴスペル》探したけど無理だったね。いや……天罰《イノセント》はさっぱり電話にも出ないんだけど、って聞いてる?』
一式:「あ、あぁ、ごめん。ちょっと外見たら思ったよりえらいことになってて」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『ああ、トントンどころか一発かましても全然変わんなかったから無理。』
一式:「あぁ、そりゃ無理だ」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『無理だね。外出てきてみ? 今支部に向かってるから。』
一式:「私よりも失われた日常が戻ってきちゃった人たちの方がやばそうよねぇ……。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:『あ、ガラスとか散乱してるから転びなさんなね』
一式:「まだ私は早川と鶴賀谷支部長に連絡とってないけど、 あぁ、じゃあ外行くわ。」
一式:「気づかってくれてんだろうけど、どんくさいって言われてるみたい・・・・・」
GM:ぶすくれた声に軽く笑い声が返った。キミは慎重に支部の廊下を駆け抜け、外へ出る。
GM:知覚判定~
一式:4dx10+0 〈知覚〉
DoubleCross : (4R10+0[10]) → 9[2,7,8,9] → 9
一式:周らん!!
GM:9もありゃいいや
一式:良いのかよかったー
GM:街は完全に廃墟だ。曇天が街を覆っている。
GM:ビルは崩れかけているのが大半。路上はパンクした車が傾いで残されている。
GM:ごう、と破れたビルの窓が風に鳴る。
GM:――いや。一つだけ。
GM:明らかに、何も被害を受けていないビルが一つ。
GM:ホテル・エーストン。……あれは確か、このA市でもそれなりにお高いホテルだ。
GM:だからと言って、この被害の中で堅牢にそびえる理由が……
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「あ」
一式:「こう。ノアの箱舟の箱舟的な」「良いとこ泊まってやがるわね」
一式:「あ」
GM:プツンと通話が途切れた。振り返れば、駆け足でキミに寄る神出鬼没《ドッペルゲンガー》
GM:。
GM:電話で待ち合わせ相手見つけた時ってこんな感じやろ
一式:うんwww
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「いたいた。……見つけたみたいだね。」
一式:「結局合流しちゃってるわね。明らかに目立ってるわねぇ・・・・・」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「なに、合流したくなかったの?」
一式:「別行動したそうなのはそっちだった気がするけどー」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「分かりやすいよね。たぶんあそこじゃないの? 特異点《シンギュラリティ》も、とどめの一撃《クーデグラ》も。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「……心配事はあるんだけどね。残念ながら、こうもなったら僕一人じゃ手の付けようがないんだよ。」
一式:「もうちょっと低い建物にいればいいのにバカは高いとこに行くのかしら……。でも見つけたからって二人で乗り込むわけにもねぇ。」
一式:「心配事って?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「煙みたいに消えちゃわなきゃいいよ。逃げられたら困るし。」「そう? 血の行方《リデンプション》とかと連絡取れてないんだっけね。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「……結界。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「あいつにこんな知識があるっけね、って。」
一式:「あんだけ目立ってれば大丈夫かしらねぇ」 「というか、取ろうとしてないっていうか……最初にあんたに電話かけたし」
一式:「入れ知恵した奴がいる?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「誰かもう何人か、背後にいるんじゃないかな、とも。ちと思っては、いる。」
一式:「この手の知識ある人に心当たりはないの」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「そりゃありがたいね。……ところで腹減らね?」
一式:「あーー思い出したお腹減った!」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「僕の知ってる限りではいないよ。教授《タイムリー》も黄泉帰り《フェニックス》もそういうのは疎い方だし」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「機械仕掛けの神《グレートヒェン》は黄泉帰り《フェニックス》の手によるものだし、つい最近。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「天罰《イノセント》はああだし、神の御言葉《ゴスペル》はどっちかって言うとSFの方が好きだね」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「そこにコンビニあったし、なんかパクるか」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「僕の知ってる範囲だと、そういうの好きなのは、」
一式:「現実の改変とかはSFっぽいけど。祠使ったりとかって違うわよねぇ」
GM:ポンと自分の腕を叩く。
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「こいつくらい? さすがレジェンドって名乗るだけあって。」
一式:「この状況だししょうがない。(パクろう)」
一式:「うん?」
一式:「あんたもそういうの好きなの>ダブル」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「パンかびてねえといいんだけど」
ダブル:「えっ、嫌いじゃない」
一式:「安全そうなのにしましょ……」
ダブル:「3期鬼太郎とか結構熱い」
一式:「うちのも嫌いじゃないっては言ってるけどー。でもアンタとこのはまだ居るんでしょ」
一式:「それアニメが好きなだけじゃ」
ダブル:「熱いのが好き」
一式:「あんたレジェンドじゃなくてヒートとかじゃないの」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「……いてるよ。まあ、うん。」
ダブル:「ヒートレジェンド!」
一式:「ちょっと喜ぶのやめなさい」
GM:二人でがさがさとコンビニを漁る。火は通ってないから自然、缶詰だのなんだのだ。
一式:「また血だけ持っていかれたとかないでしょうねぇ……」
GM:何しろ今日が何日なのかははっきりしない。賞味期限が信用できない。
一式:がさがさコンビニあさりながら、早川に電話かけてみよう
一式:携帯の日付信頼できないのか
GM:あっ
GM:信用できたわ
一式:できたかwwwwww
GM:信用できたね……
GM:も、もうバッテリーが尽きそうだからあんまりみるのやめよ?
一式:www
一式:電池と携帯式充電器がな
一式:コンビニにあってな
一式:がさがさ
GM:う、うりきれてたんだヨー
GM:これが特異点効果だ!!!!!!!(必死)
一式:わろた
一式:ドッペルンと合わせてくれるだけ優しいのかww
GM:一式とドッペルンは今特異点効果を逃げてるから
GM:早川にかける。
GM:早川ちょっとFS判定しに出てきて~
一式:逃げられなかったこんびに
桐哉:おっ はーい
GM:A市が逃げられてない
紫陽花:(携帯式充電器とか邪道)
一式:タグにA市が逃げろってつけとかなきゃ
一式:使ってるくせに!!!
GM:特異点ん!
桐哉:特異点が充電器許してない!!!
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「さすがに都築サンでもないのに無理でしょ……」
GM:一式サンからのアクセスなので目標値が6でC値-2だよ
桐哉:わーい! じゃあ
桐哉:3dx8 <意志>
DoubleCross : (3R10[8]) → 10[2,3,9]+1[1] → 11
一式:「それか複製体とか……。血だけ持ってかれて知識取られてる方が見えない敵が減っていいんだけど……」
桐哉:それでもこのこれ
GM:お、回った
一式:周ったのにぃ
GM:+2で今4か
GM:……出ない。
一式:出ないわねぇ……
桐哉:出れないね……
一式:鍵カッコつけそびれた
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「あ、でない? さっきの一式サンもそんなかんじだった」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「……まあ、そっちの方がいいってんなら話すか。」
一式:「あぁ、そうなのね。繰り返しかけるか……(がさがさがさがさがさがさ)充電器と電池だけ何で売り切れなのよ!!!!」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「血を持ってって移植とかそういうのはたぶん、都築サンだから出来たんでしょ。トライブリードになるかって意味での実験も失敗してるみたいだしね。」
一式:「うん?なにを(缶詰きりきりしつつ)」
一式:「ふむ。」
どどんとふ:「一式」がログインしました。
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「で、次よ。あいつ、割と心理戦とか長けててね。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「まあ、口がうまいってのもあるんだけど……あ、とどめの一撃《クーデグラ》の話ね」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「小さい頃はその背中を見て育ちましたから? 次から次へと違う女連れ込んでようやるわって思ってた。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「ただ、どうも……っと(ぱきょり。焼き鳥の缶を開ける。)ビール飲んでる場合じゃないね。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「口だけじゃない感じなんだな、これが。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「多分あいつは遺産継承者《レガシー》なのかもしれない。……で、あいつのとこに以前いたんだよ。神の御言葉《ゴスペル》が。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「神の御言葉《ゴスペル》は記憶いじくりまわすの得意でね。で、遺産継承者《レガシー》には(むぐむぐ)誓約の瞳ってのがある。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「その二つが組みあうと。まあ、ぶっちゃけ他人の記憶もいじくれるわけ。……あ、これウマいわ。食う?」
一式:「あぁー……つまり女の記憶を書き換えて連れ込んでたと。(おのれクズデルラ)」
一式:デグラなのに毎回書き間違うな
一式:「ビールは解決してからにしなさいな。あ、食う(mgmg)じゃあ、それで特異点はもちろん他の誰かも記憶を書き換えて誰かに協力させてる可能性がある……?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「それ。……でまあ、その二人のコンボって、オーヴァードにも有効なんだよ。」
一式:「最悪じゃない」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「塩もいけるかなこのメーカー(あさる) ……で、僕が思い至ったのは、一番近い、こういうのに詳しい奴。」
GM:廃墟のコンビニで座り込んで焼き鳥缶をつつく
GM:デストピア感ある
一式:だいじなですとぴあかん
一式:「はい塩(パキョ) ?レジェンドじゃなくて?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「ありがと。(むぐむぐ)たれの方が好みだわ。 ウン、それ。」
一式:「(むぐむぐ)……別メーカーの塩あけてみよっか(食べ散らかす) うん?でもレジェンド単体で記憶も協力もないでしょ……?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「焼き鳥ばっかだとせめてチューハイ飲みたくなるからべつのにしよ(食べ散らかす) うん。レジェンド単体だとね。でも僕はレジェンドと話してるわけで、」
一式:「缶詰って大体飲みたくなる味濃いやつばっかよね……(食べ散らかす) あんたが利用された?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「なんかの水煮とか……あ、レトルトパウチならいけるかな(食べ散らかす) そう。でもそうなると、記憶の改編が起きるはずだから、」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「だから聞いたんだよ」
一式:「電子レンジ動いてないわよ……(食べ散らかす) うーん、わかれる前に聞いてたことよね。……。あの時あんた学校帰りに病院来たっていってたけど、包帯してたし学校帰りに見えなかったこと位……?」
一式:「でも昔すぎるでしょ?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「サラダ系ならなんとか。……。……そうだねえ。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「……昔過ぎるし。」
GM:世界五分前仮説。そんなことが過ぎったかもしれない。が、そんなものは仮説だ。それよりも今は目の前の缶詰を食べ散らかす方が重要だ。
一式:「冷えててもいけないことはないかしら……。(ハンバーグmgmg) ……昔過ぎるわよね。」
一式:缶詰食べちらかしてる
GM:ひとしきり食べ散らかして腹が朽ちた頃。
GM:しかし。腹が減るということだ。
GM:……どこにいるのか知らないが、早急に対処したほうがいいのかもしれないが、早川には電話がつながらない。
GM:なお、鶴賀谷おじさんもつながらない(多分突破はしないだろう)
一式:わろた
一式:電話だけはするから(震え
GM:じゃあおじさん次回してもらうね(震え声)
一式:う、うん(震え
一式:携帯それで電源切れる感じかしら……
GM:切れる感じかな
GM:(GMの陰謀により
一式:なるほど
一式:しょうがないから
一式:ポケットディメンジョンに缶詰とか放りこんどこ……
GM:はい
GM:お腹すくもんね
一式:うん。ぽいぽいぽいぽい
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「それ便利よな。……こっちも繋がんないなあ」
一式:「バロールはドラえもんなのよ」
一式:「体はこっちにあるのかしら……」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「どこでもドアもあるしね。……一式サン、手ェ貸す?」
一式:「それそれ。……今までも貸してあげてきたでしょー。今度は何。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「状況確認したいんだけど。この状況に特異点《シンギュラリティ》はかかわってる。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「これは間違いないと思うんだよ」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「でも、それを望んでるのかどうか……って、血の行方《リデンプション》も言ってたけど、望んでやってる事なの? そういうのやる子?」
一式:「A市壊滅とかはまずやらないと思うけど」
一式:「でも、普通の幸せな生活したいなーってのは思っちゃう子じゃない?」
一式:「大体ここ数か月不幸しかなかったし……」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「ふゥん。……てことは、気づいてねえのかな。この状況。」
一式:「数か月で済んでるかしらないし…・・・・」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「お、おう。」
一式:「うーん。でもこれってそんなふわっとした気持ちでここまでなっちゃうもんなの?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「あの人の娘なわけだしなあ……なんか不幸感あるわ」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「いや、壊滅の方は多分……違うと思う。望むような子じゃないんでしょ?」
一式:「(同意したいけど目の前のもクーデグラの息子な手前、そうねー!とも言いづらい)」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「でも、他人の認知世界を変えるくらいは出来るんじゃないの。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「(女の子だから紫陽花)」
一式:「お前らぶっつぶして私が幸せになるわ!!!ってタイプじゃないと思うしねぇ……」
一式:「ただねぇ」
一式:「事情を知るほどにクーデグラと協力すると思えないのよね」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「いっそそういうのだったら、一式サンが事前に潰してると思う」
一式:「あ、はい」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「……さっき言ったじゃん。」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「記憶の書き換え」
一式:「やっぱそれかしら…」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「じゃねーかなって。……てことはとらわれのお姫様か。」
一式:「なら、あれでしょー離れてたけど実は大好きなぱぱと一緒に平凡に暮らす—って感じでしょー」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「とりあえず張り倒す相手は決まったか……」
一式:「めっちゃやりにくいわね」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「やりにくいね」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「それ、時間がたてばたつほどその認識が当然になって強固になってくぞ多分」
一式:「コンビニでまったり缶詰談義してる場合じゃなくない?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「そうね。……一式サン、身体の調子は?」
一式:「すこぶる元気だし装備もばっちり。そっちは」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「だいじょぶ。昨日メッチャぐっすり寝たみたいだわ」
一式:「あぁ……」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「なによ」
GM:じゃあ一旦シーン切って次のシーンやって一式ラッシュオシマイかな たぶん1時間位で終わる
一式:「教授みたいな隈が消えてる」
一式:はーい
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「まじ? でてた?」
神出鬼没《ドッペルゲンガー》:「……あいつらにツッコミ疲れかね」
一式:「振り回されそうだもんね……」