3.《三十路の昼》
ScenePlayer:一式悠 / Place:自宅
GM:シーン:《三十路の夜》 / SP:一式悠 / 場所:自宅
GM:ごめんね?
GM:タイトル間違えた
GM:シーン:《三十路の昼》 / SP:一式悠 / 場所:自宅
GM:出て来いよ一式ィ!
一式:なんかひどい!!!!!
一式:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 3[3]+29 → 32
GM:ではでは。
GM:昨日、キミたち一家はA市の市民運動会に参加していた。
GM:三人で出かけ、レジャーシートを引いてのお弁当。息子はウィンナーばかり征服し、夫に卵焼きを口に押し込まれていた。
GM:夫とキミは父兄の部の二人三脚に出場。息子のジャンプを伴う応援もむなしく、その成績は3位……まあ、入賞できただけよかったとしよう。
GM:そして今日、心なしか日焼けした夫と息子が並んで洗面所で歯を磨いている。
GM:「いふき、ねぐへ」「ふぁふぁも」そんなやり取りを背に、キミは二人のお弁当を作る。
GM:振り向けばサイズこそ違えど、二人の後ろ姿はよく似ている。さすが親子と言った所か。
GM:今日の弁当には昨日の夕飯の残りのパスタを使ったナポリタンをくるくると丸めて詰めた。
男の舌なんていつまでたっても子供舌だ、このメニューは夫の好物だった。
一式:(寝癖まで同じ方向についてる……寝相同じだもんね……)
GM:朝ごはんの白米が炊けたと炊飯器が知らせる。
GM:父と子はまったく同時にガラガラガラペッし、洗面所の入り口でちょっとつまってから、食卓に着く。
一式孝人:「おはよ、はるちゃん。今日は仕事があるんだっけ……」
一式樹:「ママ、お腹すいたー」
一式:「おはよう。今日は仕事あるわよー。いっくんが帰る頃にはうちにいるけど、ちょっとまっていっくんご飯つぐから」
ダブル:「おなかすいたー」
一式:「待ってもご飯はつがれない」
ダブル:「差別だ!!!!!!!」
一式:「事実よ!!!!!」
一式樹:「えっ……自分でやれって……?」
一式:「えっ?」
一式樹:「待ってもつがれないって……」
一式:「まぁ、そろそろ自分でついでくれてもいいけど……」
一式:「いってないわよ?」
一式樹:「じゃあやる!(ふんす)」
一式:「おうやれ!届くかしら」
一式孝人:「おー火傷するなよー」
一式樹:(届かない)
一式樹:(椅子を持ってくる)
一式樹:(椅子によじ登る)
一式樹:(届いた!!)
一式:(転ばないようそばで見てよう)
一式:(やったね!)
一式樹:(振り返った)(ドヤァッ……)
一式孝人:「すごいな樹ー」
一式樹:「これくらい当然!」
一式樹:「……」
一式樹:(しゃもじと茶碗持ってくんの忘れた)
一式樹:(よじよじ降りる)
一式:(そっと渡す)
一式:降りるのねww
一式孝人:(アッ……(察し))
一式樹:(受け取る)
一式樹:(よじよじ登る)
一式樹:(パカッ フワァ……)
一式樹:(しゃもじで)
一式樹:(そのまま食う)
一式樹:「おいしい」
一式:「いっくんそれでっかい茶碗とスプーンじゃないからね?」
一式樹:「つ、つまみぐい」
一式樹:(よそいよそい)
一式:「パパがおなか減っちゃうからついであげて」
一式樹:(よそいよそい)
一式樹:(よそいよそいよそい)
一式樹:http://livedoor.blogimg.jp/oneheart174242/imgs/6/f/6f2c6a6c.jpg
一式:「誰用?」
一式樹:(メッチャ山盛りにしてご満悦)
一式樹:「パパ用」
一式:「はい、パパどうぞ」
一式孝人:「お、おう」
一式孝人:「ありがとう……」
一式孝人:「(朝からこんな食えNEEEEEEEEEEEEEEEEE)」
一式:(横に自分の茶碗おいといた)
一式:(移してね)
一式孝人:(ありがとうはるちゃん……(うつしうつし))
一式:「いっくん自分の食べれるだけついでね」
一式樹:「ママのは?」
一式樹:(しゃもじぶんぶん)
一式:「ママのは夜についで。夜もご飯はいっくんのお仕事ね」
一式孝人:「おっ、樹のよそい方うまいなー格別だわー(半分に減ったのでもぐもぐ)」
一式樹:「わかった!」
一式樹:(よそいよそい)
GM:息子は自分用には適度によそい、またよじよじと椅子から降りる。
GM:そうして始まった一家の食卓は、いつも通り和やかなものだ。
一式:「いっくんばっちり!任務完了したからいただきますしましょう」
一式樹:「かんりょうー! いただきまーす!」
GM:みそ汁の具は長ネギで、ネギが苦手な息子がキミの目を盗んでキミの味噌汁茶碗に移す一幕もあり。
GM:話題はもっぱら昨日の運動会のもので。
GM:大した成績ではなかったけれど、一家全員和気あいあいと参加できたことが、キミたちの日常なのだろう。
一式孝人:「……今日は僕も仕事そんなに遅くならないし」
一式孝人:「樹と同じぐらいに帰ってこられるかなー。樹の宿題見るぞー」
一式樹:「えっ、やだ」
一式孝人:「!?」
一式孝人:「ぱ、パパ、算数得意だぞ……?」
一式樹:「パパ勝手に解くからやだ」
一式孝人:「じゃ、じゃあ、競争しようか!」
一式樹:「パパ算数得意じゃん」
一式:「いっくんが正論すぎて」
一式孝人:「……じゃあ、国語の……書き取り……」
一式樹:「……」
一式樹:「前、横で見てるって言って寝てなかった?」
一式孝人:「……」
一式孝人:「今日は大丈夫!」
一式:「いっくん、パパに本読み聞いてもらったら……」
一式:「寝ちゃうかな……」
一式孝人:「!! 大丈夫大丈夫! すごい聞く! 正座して聞く!」
一式樹:「逆に重い」
一式孝人:「はるちゃん、樹がぼくをいじめる」
一式樹:「いじめてないもん。正論だもん。」
一式樹:「あ」
一式樹:「今日日直だった。ごちそうさま、行って来るー」
一式:「孝人さん、名誉挽回しなきゃ」
一式孝人:「お、おう、行ってらっしゃい! 名誉挽回に本読み聞くからな! 学校で練習してくるんだぞー!」
一式:「いってらっしゃい。気を付けていっておいでーっと、弁当忘れちゃダメよ!」
一式樹:「はーい!」
GM:息子はぱたぱたと小走りに、弁当片手に飛び出していく。扉が閉まる音と、かけていく音が遠ざかっていく。
一式孝人:「……プラレール買って来るかな……さて、ぼくもそろそろ。」
一式孝人:「今日は定時で上がれるから、はるちゃんが遅くなっても心配しないで。」
一式:「なんでプラレール?」
一式孝人:「樹のご機嫌取り」
一式:「孝人さん、どんどん下手に下手になってるわよ」
一式孝人:「だって! 樹がどんどん大人になってく!!」
一式孝人:「でもプラレール見るとメッチャ目キラキラさせるしさ……」
一式孝人:「僕も好きだし……」
一式:「私が見たことないプラレールそうやって増えていってるのね今分かった……」
一式孝人:「……」
一式孝人:「ちゃ、ちゃんと片付けるから(必死)」
一式:「ちゃんとよ?まぁ、楽しく二人で遊べるならいいけど」
一式孝人:「う、うん。ミニ四駆とかも好きなんだよなあ、樹。やっぱ血は争えない」
一式孝人:「さておき、遅くなっても大丈夫だから。でもあんまり遅くなるなら連絡頂戴、迎えに行くし」
一式:「共通の話題があってよかったじゃない。あ、うん。遅くなりそうなら連絡するけど……私より孝人さんが遅くなる時には迎えに行くから連絡頂戴よ」
一式孝人:「最近物騒だし……春日部の方でおばあさんがいなくなったらしいよ」
一式孝人:「うん、それもわかった。そうするよ。」
一式孝人:「でも、はるちゃんも気を付けてね。ごちそうさま、お弁当ありがと。行ってくる。」
一式:「いなくなった……?なんか気持ち悪いわね。」「ん、そうしてね。ほら、私強いし。」
一式:「いってらっしゃーい」
一式孝人:「あはは、本当だ。うん、じゃあ行ってくるよ」
GM:夫はキミの弁当を手に、キミの額に行ってきますのちゅーを一つ落として出勤する。
GM:そうしてキミは、朝ごはんの片づけを済ませ、午前中の家事を済ませてから、仕事へと出かけた。
GM:それはいつもの日常だ。
GM:かけがえのない日常だ。
GM:平凡で、けれどだからこそ貴重な、日常だ。
GM:……日常、だった。
GM:キミは仕事に向かおうと玄関に鍵をかける。
GM:そして家に背を向け、歩き出す。
GM:別に振り返ることはなかった。だってそれもまた、日常の一コマで、キミが振り返るのは忘れ物をした時くらいだ。
GM:今日は忘れ物はしていない。だから振り返らなかった。
GM:だから、キミがあの家に帰ることは、もう出来なかった。
GM:というところで〆ます!
一式:なにがあったの!!!!!!
GM:シナリオロイス:機械仕掛けの神《グレートヒェン》と、PC間ロイス早川桐哉あげるよ
GM:次のシーンで分かるよ
紫陽花:突然我が家が爆発四散??
どどんとふ:「一式」がログインしました。
一式:うっかりおちたし
GM:同様の一式
桐哉:爆発四散してる…
一式:爆発四散くらいなら孤独のまがんでなんとかするから
GM:つよい(確信)
一式:あ、ロイスもらいましたけどこれ任意どうしたらいいんだあとで良い?
桐哉:つよい
鶴賀谷:我慢強い(確信
GM:あとでいいよー
一式:はーい
GM:早川は?
一式:●遺志/不安
一式:のままかな?
GM:はいはい
一式:みぜ偽も死んだし
一式:なんか関係者も敵にいるっぽいし
GM:庇護者の目をしてる……
GM:ではでは。