8.《花の名はアポトーシスの夢を見るか》
ScenePlayer:守宮紫陽花 / Place:自宅
GM:ぜんっぜん関係ないんだけど、今三回くらい鶴賀谷紫陽花って書きかけてたからね
GM:つる……違う……えっとなんだっけ……紫陽花……つる……ちがう……みたいな
GM:……キミは目を覚ました。月曜の朝だ。今週末は学園祭で、キミの所属する合唱部は練習に忙しい。今日もきっとそうだ。
GM:寝ぼけ眼をこすりながらキミは家の廊下を歩く。妹の部屋の前を通り過ぎる。客間の前を通り過ぎる……
GM:客間の前で、一度足が止まった。けれどキミはすぐに、そのまま歩きなおした。
GM:台所に行く。いつものように朝ごはんの支度を始める。その手がこわばっているのは、気のせいだろうか。
GM:”3人分”キミは朝食を作る。
GM:妹が昨夜夕飯の後、ねだった。
GM:キミには見せないようなだだっこの体で。
GM:帰っちゃうの? 帰っちゃヤダ。そんな、幼稚園の子供が見せるような我侭。
GM:……そんな我侭を、彼女はキミに見せただろうか。
GM:いつも大人しく、キミを紫陽花さんと呼び、どこか遠慮がちな。
GM:キミが風呂から上がった時、二人はオセロに興じて笑い声をあげていた。
GM:年相応の笑顔が、妹の表情に浮かんでいる。
GM:キミと話しているときの妹は、どこか気を使っているような笑顔なのに。
GM:キミの手は黙々と朝食を作る。
GM:妹が起きて、台所に顔を出す。
GM:「おじさん起こしてくるね。」すぐに彼女は踵をかえす。
GM:キミの手は黙々と卵焼きを作る。
GM:客間の方から、声が聞こえた。楽しそうな。まるで実の親子のような。
GM:キミは、台所にいる。
GM:一人で、朝食を作っている。
GM:ただひとり。
GM:キミの作り上げた朝食が、果たして一人分白湯と白米にゴマをふっただけのものか、あるいはきちんとした朝食だったかは、想像に難くないだろう
GM:(意訳:すきにせえ)
紫陽花:そんなわかりやすい嫌がらせしないよぉ!!!!
紫陽花:でも卵焼き普段よりちょっと焦げたかも(全員分)
守宮あやめ:「あ……紫陽花さん、いつもはすごく卵焼き綺麗に作ってくれるんだよ。」
守宮梅吉:「そうなんだ。よかったね、あやめちゃん」
守宮あやめ:「ウン。……ええと、ちょっと香ばしくてこれも美味しいけど。(もぐもぐ)」
紫陽花:「……ごめんなさい、今日はちょっと焼きすぎて(もぐもぐ)」
守宮梅吉:「いやいや。……急にお邪魔したからね。」
GM:#ほんそれ
紫陽花:「……いえ……私は、べつに……」
GM:それきり二人は黙ってしまう。黙々とした食事の空気。
GM:いつもより、重苦しい気が、した。
守宮あやめ:「……ごちそうさま。ええと、わたし、行ってくるね。」
守宮あやめ:「あの、おじさん。また来てくれたら、……私は嬉しいな、って。」
紫陽花:「……いってらっしゃい。夕方から雨かもしれないから、折りたたみ傘持って行った方がいいわ」
守宮あやめ:「ありがとう。うん、そうするね。紫陽花さんも、気を付けて。」
紫陽花:「うん、ありがとう」表面上は穏やかに笑って見送る
守宮梅吉:「いってらっしゃい、あやめちゃん。」
守宮あやめ:「いってきます。」
GM:ぱたんと玄関が閉まった。
GM:ことんと食器が置かれる音がする。その音だけで彼の仕草をキミは認めた。
GM:それはキミが彼の方を見られなかったからだろうか。
守宮梅吉:「……ごちそうさま。」
守宮梅吉:「当たり前だけれど、こんなに大きくなっていたんだな。」
紫陽花:「…………小さくはならないです」
守宮梅吉:「それもそうだな。これは一本取られた。……昨日の話、出来るだけ早めに、あやめちゃんと話しあってもらえたらありがたいよ。」
紫陽花:「昨日は……二人で楽しそうだったから、つい言いそびれて」
紫陽花:「早めに話合いはするつもりです」
守宮梅吉:「ああ……あやめちゃんは、一時期引き取っていたから。」
守宮梅吉:「実のお父さんにはあまり、よくしてもらえなかったみたいでね。」
守宮梅吉:「それでだと思うけれど。」
守宮梅吉:「……ああ、ありがとう。また連絡するよ。」
紫陽花:「……そんな話は、初めて知りました」小声でぽつり
紫陽花:「連絡先……渡しておいた方がいいですか、携帯とか」
守宮梅吉:「あまり話したくないんじゃないのかな。彼女も心配を掛けたくないんだろう。」
守宮梅吉:「……もらえるなら、嬉しいよ。いいのかい?」
紫陽花:「………」
紫陽花:「家にいないことも、多いので。こっちの方が連絡つきやすいです」
守宮梅吉:「学生だしね。……部活はやっているのかい?」
紫陽花:「合唱部に入りました。もうじき学園祭だから、追い込み期間ですよ」
守宮梅吉:「あぁ、合唱部か。いいね。友達は?」
紫陽花:「……あ。私もそろそろ出かける時間なので」その辺のメモに携帯番号書いて立ち上がる
守宮梅吉:「……ああ、そうか。私も失礼しよう。」
紫陽花:「はい。……何かあればまた、連絡しますけど。どこに連絡すれば」
守宮梅吉:「そうだね。ここに(スッ」
GM:一枚の名刺を取り出す。そこには名前と携帯番号だけが記されている。
紫陽花:「わかりました、ありがとうございます」ちちおやのけいたいばんごうをてにいれた
GM:>>無職疑惑<<
紫陽花:触れない><
守宮梅吉:「いや。こちらもごちそうさま、ありがとう。……前向きに検討してほしい。」
紫陽花:とりあえず名刺はカード入れにでもいれておこう
紫陽花:お財布の
GM:そう言って彼は立ち上がり、キミよりも先に家を出る。
紫陽花:「……………」
GM:ぱたんとドアが閉まった音。
GM:時計を見る。
GM:合唱部の朝練には、もう間に合いそうにない。
紫陽花:(いってらっしゃい)
(……って言ったら)(少しは普通の家族みたいに)
紫陽花:「………学校、いこ」
GM:キミの喉は貼りついたように何も声を出せなかった。
GM:ただの呟きは、こんなにも容易くこぼれるのに。
GM:ため息も、また。
GM:…………
GM:キミが扉を開け。
GM:家の前で、
女:(君と、目が合う。) (にこり。と。微笑む。)
GM:というところで〆る前に侵食値あげなよ
紫陽花:わすれとった!!!
GM:私も忘れるところだった!!!!
紫陽花:1d10+51 侵蝕値上昇
DoubleCross : (1D10+51) → 1[1]+51 → 52
紫陽花:あ、ちがう
紫陽花:侵蝕値の値を変え忘れてた
GM:51?って焦ったけどぜんぜんじゃん
GM:1あがって36かな
紫陽花:変数管理してて前回のが残ってた!36です
GM:変数管理便利!!
GM:紫陽花ちゃんを追い詰めるだけのシーンだった
紫陽花:醤油を多量投入するシーンにするよりマシじゃろ
一式:浸食地じゃなくて血圧があがる
GM:何を言っているんだ
桐哉:今の血圧低すぎでは
GM:会話の向こうでJAVAJAVAやってたんだろ
GM:ジャバでJAVAでてくるとかほんとくそ