31.《君のとなり》
ScenePlayer:守宮紫陽花 / Place:公園
GM:日曜日がやってきた。
GM:休みの日くらい寝坊させてくれと布団に懐く父親の足首を、妹と二人して掴んで居間に引きずり出して
紫陽花:※クーデグラです
GM:※クズデグラです
GM:なおも父は床に懐いている。
守宮梅吉:「腹が……腹が冷える……」
紫陽花:「それなら早く起きてよ、お父さん!」
GM:見ればパジャマの腹が捲れあがって床にべったりついている。
守宮あやめ:「もー、お父さんはやくー! 動いたらあったまるよ!」
守宮梅吉:「あと5分……」
GM:二人が父を急かすのも無理はない。今日は晩秋に珍しい小春日和。
紫陽花:「そういって5分で済んだ試しがないでしょ!」
GM:すっかり仲良くなった柊木に街を案内する……そんな約束もある。そう昨日の夜に話したら、「それならみんなで案内がてらお昼も食べようか」なんて、父の包容力のある提案があったのだ。
守宮あやめ:「もっかいせーので引っ張っちゃう?」紫陽花ちゃんに首傾げて
GM:時計を見る。約束は10時半。今は9時。早く起きてもらわないとおまる。
GM:困る。
紫陽花:「引っ張っちゃおうか」
紫陽花:>>>おまる<<<
守宮梅吉:「さんぷん!さんぷん!!」
守宮あやめ:「うん! じゃあ紫陽花ちゃんそっち持ってー」
紫陽花:「今日は柊木さんとの約束があるんだからねー!(そっち持つ)」
守宮梅吉:「う、うわあああああ引き裂かれるううう」
紫陽花:※クーデグラです
GM:※クズデグラです
守宮あやめ:(こっち持った)「せーの!」
GM:大丈夫? ワイプですごい顔の一式サンうつってない?
紫陽花:「せーの!」
守宮梅吉:「うわああああああああ……(フェードアウト)」
GM:……そんな穏やかな朝のひと時を越え、鳥の巣のようになった頭でキミの手製の朝ごはんを食べる父と、元気におかわりのお茶碗を差し出す妹。
GM:時計を見る。9時半。……よかった、約束には間に合いそうだ。
紫陽花:おかわりよっそいよっそい
GM:食事と着替えを済ませ、先ほどの家族の大騒ぎなんて知らぬ顔でキミたちは家を出る。
GM:私服か……
GM:クズ私服が全く浮かばないな……
GM:もしかしたら寒くなるかもしれないから、なんて妹は襟巻と手袋をリュックサックに詰めている。
GM:父はラフな格好に尻財布を突っ込んでおしまいだ。
GM:約束の公園はこのあたりでも大きい公園で、ここでお昼まで遊ぶ約束。……具体的には、あやめの遊びに付き合って、というていが強いけれど。
GM:約束の時間の5分前。すでに柊木はベンチで文庫本を開いている。
GM:その横顔はどこかとても大人びていて、まるで君と同じ女子高生とは思いづらいような……
GM:……大人びているだけだ。
GM:キミたち一家が来たのに気付き、彼女はにっこりと手を振った。
柊木:「こんにちは、紫陽花ちゃん。妹さんも。」
紫陽花:「あ、いたいた……、柊木さーんっ」大人びた空気に一瞬足を止めてしまったけど、こっちを見てくれたら手を振って
GM:あ、知覚判定して見て
紫陽花:お、はい
守宮あやめ:「こんにちは。初めまして」ぴょこって頭下げて紫陽花ちゃんに近付いておこう
紫陽花:7dx10+1 知覚
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 7[2,4,5,6,6,7,7]+1 → 8
柊木:「こんにちは、私は柊木あかり。お名前は?」>あやめ
GM:……一瞬、彼女が君の父親を見た目が、ひどく冷めていたような気がした。
GM:……気のせいだろう。
紫陽花:「……?」
守宮梅吉:「こんにちは。うちの娘がお世話になってるね。」
GM:いや、気のせいだ。だって、彼の言葉に彼女はくすぐったそうに笑ったのだから。
GM:彼女はベンチから立つ様子がない。あやめはもう遊具の方に気を取られていて……
守宮あやめ:「あ、えと、守宮あやめです! 紫陽花ちゃ…お姉ちゃんがおせわになってます!」>柊木 父親に続く感じでそれを言ってから遊具の方ちらちらしてよう
GM:紫陽花どうする?
紫陽花:ん、どうするというのは
GM:遊具の方に行く? それともベンチに座る?
紫陽花:うーんじゃあとりあえずベンチかな
柊木:「ふふ、私の方こそ。いい子ねえ、あやめちゃん。……ブランコが好きなのかな?」
紫陽花:「あやめちゃん、あんまり遠くへ行かないようにねー」と言ってからベンチに座ろう
守宮梅吉:「はは、あやめ、ブランコ押してあげようか」
GM:※クーデグラです
GM:※さわやかな笑顔のクーデグラです
紫陽花:※クズデグラです
GM:キミが隣に座れば、少し彼女も座り直した。……距離を指一本分、はなされた気がしたけれど
GM:それはきっと、キミが座りやすいようにだろう。
紫陽花:「何読んでたの?」
守宮あやめ:「うん! さっきも紫陽花ちゃんに押してもらってたの、二人だと楽しいんだよー」>柊木
守宮あやめ:「お父さんはちょっと強いからいい…」>梅吉
柊木:「窓際のトットちゃん。紫陽花ちゃんも読む?」
GM:窓際の鶴賀谷おじさん
柊木:「そうなんだあ、いいね。姉妹がいるって、楽しいよね。」
柊木:>あやめ
守宮梅吉:「そ、そっとするから……」
紫陽花:「あ、タイトルは聞いたことある。今度読んでみたいな」
柊木:「うん。ベストセラーなだけあって、とっても面白いよ。今度貸すね。」
GM:今度と言ったのに、彼女は閉じたその本をキミの膝に乗せた。
GM:>>荷物置き<<
紫陽花:「うん、ありがとう。……あれ」置かれた
守宮梅吉:「優しくするから! ほら、証明するぞー」
GM:そうあやめに声をかけ、彼女の手を取って父はブランコの方へと向かう。
GM:※さわやかおのクー
柊木:「ゆっくり遊んできてね、あやめちゃん」
紫陽花:いい……おとうさん……
GM:戸惑ってるのか感嘆してるのかどっちなんだ
紫陽花:りょうほう
GM:ここで一式サンの発言を引用してみましょう
守宮あやめ:「うん!」柊木さんに力強く頷いて、「約束だよー」なんてキャッキャしながらお父さんに手ぇ引かれていこう
GM:一式:「クーデグラはクズ」
一式:「まずはここから頭にいれときましょう」
GM:二人の背を見送った後。
GM:キミの膝に本が乗ったまま、軽い雑談なんかをしているキミ。
紫陽花:「案内するって言ったのに、何だか私達に付き合って貰っちゃってるみたいでごめんね」とかなんとか振ってよう
柊木:「ううん、紫陽花ちゃんの家族見たかったもの。」
柊木:「楽しそうだね。」
守宮梅吉:「そーれー(グワー」
紫陽花:「そうなの? ……うん、楽しいよ。お父さんは優しいし、あやめちゃんもすごくいい子だし……」
柊木:「そうなんだ。いい子そうだもん、私も妹は欲しかったなあ」
守宮あやめ:「きゃーー おとーさんー、つよいぃー」キャッキャ
守宮梅吉:「もっと強く出来るぞーはははは(グワー」
紫陽花:「柊木さんは、姉妹いないの?」
柊木:「お姉ちゃんが一人。仲良いんだけどね……」
柊木:「もう、死んじゃったわ。……私の---のせいかもしれない。」
紫陽花:「あ、そうなんだ。いない側のきょうだいって欲しく——、………そう、なの」
柊木:「ごめんね。変な話になっちゃって。」
紫陽花:「あ、ううん、全然!こっちこそ、なんだかごめん……」
柊木:「つらいよね。」
柊木:「特異点って。」
紫陽花:「……え?」
GM:特異点。キミはそんなものは知らない。
柊木:「思った通りの現実になるなら、マシなのに。そうなんてちっともならないの。」
GM:彼女が何を言っているのか、わからない。
紫陽花:「……ごめん、何の話……?」
柊木:「叶ったみたいに見えて。本当は、全然叶ってない。」
柊木:「あなたが、憎かったわけじゃないの。」
GM:彼女はそっと君の手を握る。
紫陽花:戸惑って言葉も返せずにいますよ
GM:
ニァ振り払う
警察を呼ぶ
紫陽花:その二択どうなのよ!!!
GM:心境的にはそんなかなって……
紫陽花:いきなり振り払うのはアレかなって……
紫陽花:警察呼ぶのも輪をかけてアレだけど
柊木:「……変な話しちゃったかな。」
紫陽花:「え、ええと……あの、何か、魔法みたいな話だなって……」
柊木:「紫陽花ちゃん。」
柊木:「紫陽花ちゃんだから、じゃないのよ。」
柊木:「ただ、あの人の傍にいる誰かならだれでもよかったの。」
柊木:「でも、魔法みたいだよね」
柊木:「こんなに優しくて、優しすぎる子に、特異点があるなんて。」
GM:彼女の手が離れない。
紫陽花:「……?? 特異点……って、なに? 私、そんなの……」
柊木:「忘れたの?」
柊木:「私の事。ううん。特異点の事。」
GM:まるで前世で一緒に戦ってた戦士なのよ! って言われてるような紫陽花
紫陽花:わろた
紫陽花:「……私、そんなの知らない。えっと、そういうの、流行ってたの? 前の学校とかで……」
GM:気づかみを感じる
柊木:「忘れないで。」
紫陽花:電波をそっと触るような扱い
柊木:「エゴの塊よ。」
柊木:「”わたし”は”あの子”を守るためにあなたに”私”を押し付けた。それが最後の”わたし”。」
柊木:「恨んでいいのよ。”わたし”のこと。」
柊木:「でも、忘れるのはだめ。」
柊木:PLレベルで悩んでる「ウーン…?」って声が聞こえて笑う
紫陽花:柊木ィ!!
紫陽花:「……わかんない、よ?」
紫陽花:全部忘れてる紫陽花視点ではがち困ってる
GM:まったく電波に手を掴まれたようなものだぜ
柊木:「ううん、わかってるはずよ。」
紫陽花:でも仲良くなった子だし……家族もすぐそこいるし……全否定して逃げるのもどうかなって……
柊木:「目をそらさないで。」
柊木:「……――逸らさせない。」
柊木:「守宮紫陽花。あなたは、特異点《シンギュラリティ》。”私”を持った、”わたし”のエゴの被害者。」
柊木:「でも、あなたもまた加害者だわ。」
柊木:「あなたはわかっているはずよ。あなたの望みが世界を書き換えていく。」
柊木:「そうして、あなたも破滅に追い込むの。」
柊木:「神の因子なんて嘘っぱち。」
柊木:「あなたは知ってるわ。あなたは人間じゃない。オーヴァード。」
柊木:「早川君も、鶴賀谷先生も、一式先生も。」
柊木:「ここはあなたの、」
紫陽花:「……、いや、知らない、知らないの!」ここでやっと手を振り払おうとしよう
紫陽花:「私は!……私はただの高校生で、大事な家族と友達がいて、もうじき文化祭があって、……好きなひとがいて……」「それだけ、それだけでしょう!?」
機械仕掛けの神《グレートヒェン》:『はい、そこまでよ。』
GM:キミの脳裏に声がする。
GM:キミの背後から一人の女性がキミの肩に手を置く。
紫陽花:「……!?」
GM:振り返る。
GM:キミの父の秘書。
GM:……キミは知っている。父は彼女の事を少し気にしていることを。
GM:彼女もそれをまんざらではない気でいることを。
GM:キミたち姉妹も嫌悪なく彼女を受け入れている。
GM:だって、彼女はキミたちの母親をけなすことなく、キミたちの頭を撫でてくれる。
GM:彼女はキミたちをそっと抱きしめても、くれる。
GM:今キミが受けているような抱擁を。
機械仕掛けの神《グレートヒェン》:『おかえりなさい、守宮紫陽花。』
機械仕掛けの神《グレートヒェン》:『出ていく必要なんてないわ。』
機械仕掛けの神《グレートヒェン》:『ほら、……もう怖い人なんて、いないでしょう?』
GM:キミは隣を見る。
GM:……誰もいない。
紫陽花:「……、わたし、」
GM:そうだ。キミは家族と一緒に公園に遊びに来て、
GM:膝の上の本を見る。花柄の見慣れたブックカバーに、ヘアピンが栞代わりに留められて。
紫陽花:「……………。だれか、居たような、気がしたの」「でも」
紫陽花:「きっと……夢だね」
GM:クレヨン王国の最終巻。……キミの書棚から抜き取った一冊の本。
GM:少しばかり悪い白昼夢だったのかもしれない。
GM:だって、転校生なんてここしばらくいないんだから。
GM:キミの隣の席なんて、もうとっくに撤去されたんだから。
GM:肩越しに、きっと未来の新しい母は、キミを覗き込む。
GM:にっこりと笑って、
グレートヒェン:「さあ、あやめちゃんとウメキチさんも呼びましょう。それから、お昼に行きましょう」
グレートヒェン:「今日はワタシが声を大にして言いましょう。」
グレートヒェン:「紫陽花ちゃんの、食べたいものを食べましょう。」
グレートヒェン:「……たまにはお姉ちゃん孝行しなくちゃ。ね?」
紫陽花:「……うふふ。そう言われたら、何だかお腹空いてきちゃいました」
紫陽花:笑って、本を持ってた鞄に当たり前のように放り込んで、立ち上がる
GM:キミは、現実世界の事なんて知らない。
GM:キミの友が、打ち崩された夢に表情を消していることも。
GM:キミの友が、後悔の海に沈んでいくことも。
GM:キミの友が、喪失に対するとき、笑顔を作らざるを得ないことも。
GM:キミは、知らない。
GM:ここは幸せだ。夜は訪れる。それでも再び明ける。必ず。
GM:訪れる明日は必ず幸せだ。
紫陽花:「ね、グレートヒェンさん」
GM:だって、世界は存外に優しくて、そういうふうに作られているんだから。
グレートヒェン:「なんでしょう? 紫陽花ちゃん。」
紫陽花:「たまにね、思っちゃうんです」
グレートヒェン:「はい。」
紫陽花:「私、……世界で一番、幸せな女の子なんじゃないかなって」
紫陽花:「……なんちゃって」
グレートヒェン:「ふふ。」
グレートヒェン:「紫陽花ちゃんは、素敵な子ですね。」
グレートヒェン:「でも、勘違いしてますよ。紫陽花ちゃん。」
グレートヒェン:「あなたは世界で一番、幸せな女の子で、」
グレートヒェン:「世界で一番、素敵な女性になる子です。」
GM:彼女の唇が未来を紡ぎ、その腕がぎゅっと君を抱きしめる。
紫陽花:「……もー、おだてるのが上手なんだから」照れくさそうに言いながら、でも嬉しそうに
グレートヒェン:「おだててませんよ? ワタシにとっての真実ですもの!」
GM:そう彼女はゆっくりと身を離し、キミの手を取る。
GM:---に握られ続けて痛みすら覚えた指先を、彼女の優しい指先が包み込む。
守宮梅吉:「そろそろご飯にしようか、あやめ」
守宮梅吉:「何が食べたい? 紫陽花と違ったらじゃんけんだぞー」
紫陽花:(誰に、握られていたんだっけ)(……それも、夢だったかもしれないわ)
GM:そんな声が遠くで聞こえて、彼女はキミを見てクスと笑い声をあげた。
守宮あやめ:「もー、お父さん次から押させないからー」
守宮あやめ:「んーとね、オムライス!」
グレートヒェン:「さあ、早く! 何にするか決めましょう。じゃんけんになってもワタシたちが有利ですよ!」
守宮梅吉:「ええっ!?」
守宮梅吉:「……(´・ω・`)」
守宮あやめ:「紫陽花ちゃーん、紫陽花ちゃんごはん何にするー?」
紫陽花:「えっ、えっと、じゃあ——私もオムライス!」
守宮梅吉:「オムライスかあ……」
GM:ぱちくりと彼女は目を瞬いて、
GM:一拍。ヒマワリが花開くように笑う。
グレートヒェン:「紫陽花ちゃんは、優しい子ですね。」
紫陽花:「だって、聞いたら食べくなったんだもん。オムライス美味しいよねえ、あやめちゃん?」
GM:彼女の髪がキミの肩に、側頭部をこつんとぶつけるようにキミの耳元に悪戯っぽく囁いた彼女。
グレートヒェン:「ワタシもオムライスにしましょう。」
守宮あやめ:「やった、いっしょだー! ねっ、おいしいもんね」
守宮梅吉:「よし、じゃあオムライスにしようか。いい店知ってるんだ、トロトロの卵でうちの課の連中が――」
GM:キミたちは手を繋いで歩き出す。
GM:現実の公園の姿なんて、知らない。
GM:だってキミの手には妹の手が、反対側には君の母候補が。
GM:妹は父と手を繋いで、それはまるで幸せな家族の光景だ。
GM:だから、知らない。
GM:知る必要なんてない。
GM:神の因子も、特異点も、オーヴァードも、知らない。
GM:キミの現実は、この繋いだ手なんだから。
GM:というところで〆るよ!
紫陽花:はい!
GM:このままの流れだと
GM:年が明けてハッピーニューイヤー! って言って
GM:紫陽花の耳元で「Welcome to Underground」ってささやかれる
紫陽花:wwwwwwwww
紫陽花:黒歴史(確信)
GM:じゃぐさん的にはあとここがわからないーとかある?
GM:じゃあ次回(25日)は総集編かな???
紫陽花:ぐれひぇんにロイス取ろうかな……
GM:もう……シーン数が31だし……
GM:いいよー
桐哉:お正月特番かな??
桐哉:年末特番か
GM:年末特番……
GM:http://www.nicovideo.jp/watch/sm5405645
君のとなり
紫陽花:ぐれひぇんに信頼/嫉妬で取ろう
GM:嫉妬はパパとったー!なの?
紫陽花:そうそれ
紫陽花:無意識にちょっとそういうとこある!くらいの
GM:ポジは信頼かな
紫陽花:信頼表で
GM:はいはいな